日清食品の黒歴史トリオの一品。「サマーヌードル」を食べて食レポします。
このところ日清食品といえばネタに走っているなというのがCMやパッケージからよく分かるわけですが、一昔まえは「醤油」か「カレー」か「シーフード」ぐらいしかない地味なラインナップでしたからね。
カップヌードルCM 「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇」 30秒
カップヌードルってCMがいつも話題になりますよね。
最近だと魔女宅のやつ。
若者向けなのか中年層なのか毎度よくわかりませんがおじさんは嫌いじゃないです。
好きとはいいません。嫌いじゃないです(笑)
日清カップヌードル サーマーヌードル
1995年夏に登場して消えていったという黒歴史トリオの一品だそうですが、何個売れればヒットなのでしょうかね。
ヒットフラグ立てば売り続けてくれるのか不明ですが、消費者としては
「ああ、季節限定商品ね」
としか思っていない気もしますが。
真心ブラザーズの「サマーヌード」は、ラジオ用に書き下ろされたタイアップらしいです。知らなかった。
「ラーメン出すから曲書いて」
て、言うんですかね(笑)
たくさん食べてもらって。
話が脱線しました。
日清さんの言い分としては
「1995年当時の日本にレモングラスはレモン味だと思われていた」
ということらしい。
2017年の私もレモングラスはレモン味なのかと思ってしまうのですが、トムヤンクンスープとかけ合わせなのであれば酸味の効いた酸っぱいスープであるのは容易に想像は付く感じではあります。
レモングラスてハーブなんですね。
効能は、
「下痢に効く」
らしいです。
また、脱線しました。
内装はこんな感じで、後入れのオイル類は一切なし。
ストレートに勝負しているという感じ。(謎)
そうそう、外装はラスタカラーに黒歴史のプリントはグラフティ調で味はエスニック。中南米のイメージなんですが、味付けはタイ料理。
文句が言いたいのか俺は。どうした?!
いや、そうじゃないんです。カオスなのがいいんです。
仕上がりはこんな感じです。
ラーメン店では「硬め」推しな私としては2分弱で頃合いです。
食べてみた感じは普通にうまいです。
普通にというのがちょっと意外だったのが辛くない。
先入観としては辛いイメージだったのですが、辛くない。
なんだろう、エスニックって。
「脳みその遠い記憶の引き出しが開く味」
ですね。うまく形容できません。
辛そうに見えますけどね。
辛くないんです。
かといってトムヤンクンスープ的なパクチーな感じも無いですし、そっちの辛さもないです。
酸っぱさはあります。レモングラスの洗脳的なものもありますが、弱いトムヤンクンの酸っぱさ。
なんだろう、エスニックって。
と、考えさせながら完食してしまいました。
カップヌードルをぶっつぶせ!―創業者を激怒させた二代目社長のマーケティング流儀 (中公文庫)
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まとめ
一芸に秀でた特徴はないものの、普通に美味しかったです。
個性的な感じはするのだけどそうでもない感じ。
黒人でもないエスニックでもない「黒ギャル的」な感じですかね。(謎)
夏の訪れを感じさせる味がこの時期にピッタリ。
感慨深いものがありました。
正直なところネタに走ってる感は否めませんが、あえてソコを楽しめばよいではないでしょうかね。(日清食品の方ごめんなさい)
また食レポでお会いしましょう。
ごちそうさまでした。