※ブログを引っ越しましたので記事を転載しました。(2017/8)
ニコ生で「くうねるげーむ(´Д` )」というコミュニティで「League of Legends」の配信をさせていただいておりますこーんと申します。
OBSを使った配信に関する設定についてはこちらに詳しく書かせていただいておりますので是非ご参考ください。
また、設定で良い情報がありましたら私にも教えてください。
2015年3月4日追加
本記事の続きとして「配信サウンド設定に関する再考」 を投稿しました。
さて、前回の配信設定についての記事を書きましたが本題がずれるといけないので別記事にしました。
今回はサウンドについてになります。
殆ど素人の私の設定例になりますのでその辺りをご考慮いただけますと幸いです。
サウンド環境について
まず、ゲームの配信にあたって私は以下の3点についてサウンドを使い分けております。
①デスクトップサウンド(主にゲームや棒読みちゃん読み上げ)
②音楽ソース
③実況音声
通称「ステミキ」とよばれるWindowsのサウンド設定にあるステレオミキサーの機能を使って普通はPC上でミキシングして配信されるケースが多いかと思いますが、ゲーム中は画面操作が出来ないので外部ミキサーを通してそれぞれの音量を調整しています。
以下が私の配信環境の音声部分になります。
実際に自分はというとミキサーから排出されるモニター音をヘッドフォン、またはスピーカーに繋いで聴いています。そして同じミキサーからPCにUSBサウンドカードを使ってミキシングした音声を送っています。
ホワイトノイズ問題について
マザーボード(以下M/B)上のサウンドカードを使用しないのには理由があり、どうしてもM/Bのサウンドカード経由だと「サー」という僅かなホワイトノイズが入ってしまうからです。
実際に配信で聞くと殆ど耳に入らないレベルですが、配信しながらヘッドフォンを付けてゲームをしているので、私はゲームに集中できないぐらい気になります。
サウンド専用のUSBインターフェイスを利用すればコンプレッサーなどの音量を一定レベルに調整したりノイズ除去といった便利な機能が使えますが、安いものでいいのでUSBサウンドカードを通すことでホワイトノイズは殆ど解決します。(マイクの問題だと思っていくつも買い替えましたが結局私の環境だとインターフェイスの問題でした。)
モニタリングについて
USBサウンドカードからPCに音声を送り返しますが実際に配信に利用するにあたってボリュームがわかりません。なぜなら、ミキシングした音声はミキサーからモニタリングしているからです。PCの音声は、一つの音源としてミキサーにアウトプットしているのでPCに入力されている音量を耳で確認することはできません。
そこで、どのぐらいの音量で音が鳴っているのかを確認できるのがサウンドレベルメーターとよばれるソフトです。これを使うと音量を視覚的に見ることができます。最近じゃみかけませんが、ステレオやカーオーディオなどにあるグラフィックイコライザーの表示みたいなものですね。
私が使っているのはこちらになります。
DeskTopLevelMeter
(EntryName"YMO" さんの"SYNTHETIC RAVE"にて配布されております。感謝!)
http://www.geocities.jp/enameymo/index2.html
ダウンロードはVectorから。
www.vector.co.jp
シンプルで軽く必要充分な機能を兼ね備えています。
起動して使うにはメイン画面をダブルクリックするだけです。
私の環境の場合は、USBサウンドカードの入力音量を測りたいので、設定の入力デバイスからUSBサウンドカードを選択してあげます。これでPCで鳴っている音とは別にUSBサウンドカード経由での音量を確認することができます。(図は別環境のためUSBサウンドカードが入っておりません・・)
次にメーターの種類ですが「ピーク+VU」メーターを使っています。文字通りですがピーク時の音量が表示されるのと、今鳴っている音量が見やすいのでこちらの設定にしております。
さらに、音量の調整について私なりの設定ですが、
まず、スケールを-6 〜 -20dBが見やすくなるように-48dbに変更します。
私なりのルールですが、PC音と音楽そして実況音声と混ぜるのでそれぞれをどのぐらいのレベルで出すかを決めています。
①デスクトップサウンド -9dB前後
②音楽ソース -24dB前後
③実況音声 -6dB
音楽はあくまでも雰囲気作りのためですので、あまり大きくしてはいけません。-24dbぐらいが丁度良いぐらいに感じます。次にPC音は棒読みちゃんのチャット読み上げの音がでるので小さすぎてもよくありません。しかしゲーム音が大きすぎると何も聞こえなくなるのでゲーム音はPC上のミキサーでボリュームを調整します。League of Legendsの場合、PCの音量設定で35ぐらいにしています。
実況放送ですから音声が一番通るように-6dbを目安に調整してあげるのがコツです。サウンドレベルメーターと外部ミキサーを使えばこれらが非常に楽に操作できます。
まとめ
今回は外部ミキサーの使用例で説明していますがステミキを使ったデスクトップサウンド上での編集時でも全く同じです。入力デバイスをステミキにしてあげるだけですので皆さんの環境に読み換えてご理解ください。
ぜひご参考までに。
以下のコミュニティで配信を行っております。よろしかったら遊びにきてください。一緒にプレイしましょう。