PCゲーマーたるものグラフィックカードを持っているのにビットコインのGPUマイニングをやらないのはもったいない。決して大儲けしなくていい。100円でも200円でも掘れれば楽しいものだ。
普段遊びにしか使わない道具でちょっとお小遣いを稼いでみる。釣り糸を垂らす感覚で。
普段パソコンを使うのに電気代を考えて使っているひとは殆どいないと思うがマイニングは電気代が原資となるのでPCつけっぱなしで放ったらかす時間があるなら遊びの延長ぐらいで試してみたらよいと思う。
仮想通貨の投機がなにかとニュースになっているが自己資金を投入するのはハイリスク・ハイリターンなのでリスクマネージメントが必要。遊び程度にマイニングするならGPU搭載のPCがあればリスクを気にせず手軽にはじめることができる。仮想通貨ってなんなの?を知らない人でマイニング(採掘)をやったことがない人はやってみてはどうでしょう。社会勉強になります。
掘るなら国産コインがいい。
仮想通貨に産地も何もないけど日本生まれのモナコインがなんとなく安心感がある。ビットコインを掘ろうと思うと何かと外国のサイトの登録だったり英語版のソフトウェアを駆使しないといけないので以前に比べて簡単になったとはいえ何かと面倒に感じる。モナコインならそんな面倒もなくていい。
モナコインを扱える仮想通貨取引所としてZaifもできたので24時間いつでも掘ったコインを現金化するのも他の仮想通貨を買うのも日本語できるのはとてもありがたい。
簡単に紹介したいと思う。
モナコインを掘るということ。
採掘の手順とながれ。
モナコインの採掘のながれは大まかに以下のとおり。
現金化が目的なので仮想通貨取引所に持ち込んで売買ところまでが一連の流れとします。
- 採掘所の登録する。
- 採掘用のプログラムを導入する。
- ひたすら掘る。
- 採掘したコインを仮想通貨取引所に移す。
- 運用または現金化する。
採掘方法と採掘所について。
コインを掘るにあたって簡単に仕組みを紹介する。マイニングには2種類の方法があり共同で掘るプールマイニングと独りで掘るソロマイングがある。おすすめはプールマイング。
- プールマイング
- ソロマイング
ソロマイングは独り占めできる分儲けが大きいようですがわたしのPC環境ではなかなか鉱脈に当たらないため掘れた試しがない。その点プールマイニングは用意された採掘所で共同で掘るので掘れないということはないので安心だ。
次にどこで掘るか。わたしは「VIP Pool」を愛用しています。いちおう色んな採掘所のアカウントを持っていますが安定して稼働しているVIP Poolが好きですね。あらかじめメンテナンス日も分かるのとカジュアルに参加するなら使いやすいところが良いです。といっても多少の方言やUIの違いがありますがどこも同じです。
- VIP Pool(日本語でわかりやすい)
- ASIC Pool
Home - ASICpool.info :: Monacoin mining pool for ASIC and clound miners
採掘所をきめたらアカウント作成をします。
採掘用のプログラムを導入する。
わたしが今使っているのはこちら。ソロマイングにも対応しているがプールマイニングにももちろん対応している。
ソロマイニング対応バージョン(1.8.3-r4)
https://1drv.ms/u/s!Aud1FauQ46vHhnt5NYbLOB2bQlOt
ダウンロードしたプログラムを解凍したらあとは設定。プログラム自体はGUIのソフトではないのでインターフェイスをもっていない。コマンドラインをバッチファイルを作成して実行します。
同フォルダ内の「LYRA2REv2-START.bat」を右クリックから「編集」でバッチファイルを以下のとおり編集します。
ccminer.exe -a lyra2v2 -o ccminer.exe -a lyra2v2 -o stratum+tcp://vippool.net:8888 -u (VIP Poolで登録したワーカー名) -p (VIP Poolで登録したパスワード)
ワーカー名とパスワードはVIP Poolの
「アカウント」 → 「ワーカー」
と進んで「新しいワーカーの追加」からあらかじめ登録しておきます。
設定は以上。簡単でしょ?
ひたすら掘る。
設定が終わったらバッチファイルを起動してあとは採掘させるだけです。ゲームの休憩の間や寝てる間などパソコンを使わないときに動かしておけばよいでしょう。マイニングはとにかく放っておくだけなので何もすることはない。暇と時間が全てだ。
ときどきどのぐらい掘れたか確認する方法は、
「アカウト」 → 「収支表」
からみることができる。
一時間あたり0.0028Mona程度掘れてる。ちなみに今の相場は「1MONA = 672円」。雀の涙程度。こんなもんですが塵も積もれば山となると思って放ったらかしにするのがいちばん。
もちろん機材を投資すればそれなりに掘れるのでゲームの使用環境との兼ね合いでいいグラフィックカードを導入するもよし、適度に掘れればいいやと思うもよしです。
あまり熱くならない程度がわたしは気が楽で良いです。少なくとも元手は増やせているわけなので。
採掘したコインを仮想通貨取引所に移す。
仮想通貨はウォレットと呼ばれるいわば「財布」にお金を貯めていきます。通常ビットコインだとローカル環境にウォレットを置いたりネット上にウォレット専用のサイトに指示してそこに掘ったコインを入れていきます。モナコインのプールマイニングの場合はVIP PoolだとVIP Pool内に貯められるのでウォレットの心配をしなくて良いのが特徴。このあたりも楽でいい。
払い出しだがいきなり現金にはできないので仮想通貨取引所の自分の口座に移します。株と同じ感覚。
「VIP Pool」 → 「Zaif(仮想通貨取引所)」
私はZaifの口座を持っているのでZaifの自分のウォレットに移します。
VIP Poolの「アカウント」 → 「アカウント編集」から「払い出し」を行います。ちなみに最低金額は「0.1MONA」から。手数料が「0.001MONA」かかりますのである程度貯めてからがよいでしょう。
運用または現金化する。
Zaifにコインを移したらあとは株取引と同じで現金化したい場合は売り注文を出して約定させます。株と同じく相場が変動するためなるべく高い値段のときに売るほうがよいですね。
いまは一時は2,000円を超えていたころにくらべると1/3程度に落ちています。今売るよりはもう少し上がってからのほうが良さそうですね。売り時期を逃しました。しかしこれも自己資金を投入して買ったコインではありませんから塩漬けも何も上がるまでのんびり待てば良いのです。焦る必要はありません。
長い目でみればこれからまだまだ上がっていくと思います。仮想通貨自体がまだまだ発展途上ですし利用が増えれば通貨の流通量も増えるでしょう。ちなみにMonaコインの発行枚数は「1億512万MONA」でビットコインの「2,100万ビットコイン」とくらべても発行枚数が多いので相場は安いでしょうけど流通量が多いので今後も期待できそうです。
まとめ。
パソコンにグラボ(GPU)が載っているかたはマイニングにチャレンジしてみはどうでしょう。ビットコインだとウォレットの管理や現金化するのもちょっと面倒くさいところがありますがモナコインだと簡単です。なんども繰り返しになりますが自己資金を投入して投機目的の対象に注目されている仮想通貨市場ですが採掘者(マイナー)となってのんびり暇な時に掘って元手を増やしていくのが健全ですよ。
そしてグラフィックカードを買うときもこれまではただ買うだけでしたが、マイニングで元が対象とれるならこれまでの2倍の金額を出して購入しても良いかもしれませんね。そういった楽しみが増えるのもマイニングのよいところです。
ぜひゲーマーのみなさんお試しを。