ブログときどきオトン

ブログとオトンの成長の記録

ブログとオトンの成長の記録

スポンサー

ゲームを最高のパフォーマンスで遊ぶためのメモリ解放について。

こんにちは、ゲーマーのこーんです。

みなさん、ご存知ですか?

PCは常に掃除するなどしてクリーンな状態を保たないと日増しに処理が重たくなってきます。

これはスマホでもなんでも同じ。

とくにゲームなどで描画処理やデータ読み込み速度の遅延が試合の勝敗を分ける場合もあるでしょう。

前回はキャッシュ、レジストリの掃除というのはいわばゴミ掃除にスポットを当ててみましたが今回はメモリです。

www.tokidokioton.com

PCはゲーム機じゃない。

PCとはときにワープロ、ときに表計算や動画編集をこなす万能選手です。
そのためゲームと関係ないバックグランド処理やキャッシュなどでメモリの一部を占有してしまいます。

昔のDOS/VやPC98などのPCでゲームで遊んだことがある人であればゲームをブートして遊んでいたことを知っています。

f:id:coizne:20180223100624g:plain

まだハードディスクも搭載されていない頃なので記憶領域とメモリの問題からこういう仕組みな訳ですが、逆に純粋にゲームのみに各システム領域を振れるというのは今にはない好環境なわけです。
これに近づけるようになるべくゲームの実行には関係ないプロセスを減らして最大限のパフォーマンスを引き出しましょうというのが狙いです。

かんたんメモリ解放ソフトempty.exe

今回はプロセスというよりはメモリ解放が目的になります。

メモリ解放という言葉、スマホなどではよくメモリ解放アプリなどがありますが基本的にはあれと同じです。

スマホの場合アプリの終了という明確なメニューが無いので「ホーム」、「アプリ」を切り替えた後、バックグラウンドでプロセスが残るかいつの間にか終了しているというケースになりますが、その際にメモリを食ったままの状態が残っていたりします。

f:id:coizne:20180223100916j:plain:w250

これと同じくPCについてもアプリを終了したがメモリに未だ一時データが残っていたりする場合があり、占有しているケースを「メモリ解放ソフト」を使って空っぽにします。
つまり、ゴミ箱のゴミを消去するようなイメージですね。

マイクロソフト社が配布しているサーバ用の管理ツール「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」の中に含まれる「empty.exe」というアプリケーションがありますが、これを使います。
このプログラム自体では何もできないので指示を与えてあげる必要がありますが簡単ですのでぜひお試しください。

導入方法

マイクロソフトのダウンロードセンターから 「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」を入手します。

f:id:coizne:20180223100938j:plain

Windows Server 2003 Resource Kit Toolsダウンロードページ

セットアップと使い方

①インストール

ダウンロードしてきた「rktools.exe」から「empty.exe」を取り出すまでを解説します。

EXEファイルをそのまま起動してしまうとインストーラーが立ち上がってしまいますので、EXEファイルのまま解凍できるソフトが必要になります。
代表的なところで7-Zipがおすすめです。7-ZipのさらにPortable版がありますのでそちらを入手しておきましょう。

f:id:coizne:20180223100958p:plain

7-Zip Portableダウンロードページ


7-Zipが用意できたら、「rktools.exe」を7-Zipにドラッグしてオープンしてください。
次に、「rktools.msi」のみをExtractして解凍します。

できましたか?難しくないですよね?

次に解凍してできた「rktooks.msi」をさらに7-Zipにドラッグしてオープンします。
そうすると、その中に「empty.exe」が見つかりますよね?

f:id:coizne:20180223101018j:plain

見つけたらそちらを解凍します。
これで「empty.exe」は入手できました。

インストールですが、場所はどこでもよいのですが、

C:\Windows\System32

に入れてやるとパスが通るので後の設定がやりやすいですのでおすすめです。
以上でインストールは終了です。

②設定

次に動作をさせるためのバッチファイルを作成します。

方法は通常のBATファイルかVBのスクリプトファイルの2種類の方法があります。

バッチがカンタンなのでBATの作成方法を記します。
テキストエディタかメモ帳で以下のようにバッチファイルを作成してください。

@echo off
empty.exe *

empty.batなどといったファイル名で保存しましょう。
拡張子「.bat」でバッチファイルになります。

③実行

実行方法はいたって簡単。ダウブルクリックで起動するだけです。
プロンプトスクリーンが立ち上がってあっという間にメモリを開放します。

リソースモニターなどで参照した画面です。

【実行前】
f:id:coizne:20180223101055j:plain

【実行後】
f:id:coizne:20180223101110j:plain

特に何もアプリを使用してませんが50MBほどメモリが空きました。使っていない不要なメモリを開放したということになります。
わずかながらではありますがエラーやハングアップなどのトラブルから少しでもリスクが分散できるはずです。

いつ使うのが良いか?

これについては定期的に行うとか暇な時に行うといったものではなく、ゲームを起動する直前であったりマップを読み込む前とか何か動作を行う前が良いかと思います。

また、繰り返し実行する必要はなく何かというときに一度だけ実行しておけばよいです。

ストイックに使うのであればタスクスケジューラーなどで定期的に実行させるのもありです。それでもPCではしつこく勝手なタイミングで色んなプロセスがメモリを占有してきます。

気休め程度の効果しかないかもしれませんが、何か作業を開始する前やゲームを起動する前などにお試しください。

〈あわせて読みたい〉
www.tokidokioton.com
www.tokidokioton.com

スポンサードリンク

このブログについて  広告に関する免責事項 アクセス解析について RSS

© 2017-2023 ブログときどきオトン