こんにちは、こーんです。
東京オリンピックを2年後に控え建設業界では空前の人材不足と聞いております。
とくに景気が良いとは思いませんが労働人口の減少や少子化の波はどことなく感じるようになってきました。
企業では約半数が人材不足に陥っているといいます。
人材がいないのではなく集まらない?というのが本当のところかもしれません。
わたしも今の仕事についたのは28歳頃で、それまでいろんな仕事を転々としていたこともあるのですが、当時は就職するのがなかなか厳しかった記憶があります。
ただ90年代の終わりの頃から企業が求める人材はIT化とともになだらかに不足していて、外注や派遣社員などを雇い入れ何とか企業としての形を成していたように思います。
今ではその傾向がもっと肥大して、仕事を役割ごとに分割して作業的なものは外注先へ、専門性の高いものは専門業者を使うといった始末。
情報産業も結局は自動車産業や製造業と変わらないではないかといった具合です。
上司が部下を使ってさらに外注先に仕事を流させているそれが当たり前になっています。
わたしにとっても社内でプロジェクトを企画してメンバーに技術を身につけさせ育てようようものなら何か勘違いしている人間のような扱いです。
みなさんの企業ではそんな空洞化が起こってるところはありませんか?
社員は育てないわ仕事はアウトソースだわっていう。
世は人材不足と言いながらも果たして満足な雇用を生み安心して働ける世の中でしょうか?
年配者だってまだ働きたい、働かないと暮らせないひともいるはずです。
満足に働いて満足な生活が送れる世の中でしょうか?残念ながらそうでは無いですよね。
子どもを育てていても将来が大丈夫なのか不安になってきます。勉強して良い学校入ってといった希望はありませんが果たしてたくましく成長してくれるか?
社会は今よりも働きやすくなるのか?
そういう不安でいっぱいです。
何しろ元気がない
今の社会や会社でも元気が無いと思いませんか?なんだか打算的で活気が無いんですよ。
これも長いこと不景気だったせいで精神が侵されてるですね。
わたしは今の会社に入るまでいろんな仕事を経験しましたし、無職も不景気も色々と経験してきたのでプロパーとは経歴も胆力も違います。
どことなくなんとかなるのでは無いかと考えている甘えた考え方はありません。
それにもましてただ慎重になっている上司や幹部を見ているとまったく攻めに転じる気配はありません。
まだまだ絞れるだけ贅肉を落とすことに躍起になっています。よくもまぁ毎年コストを下げることができるもんだと考えさせられますが、無理なダイエットは当然のように大きな歪みを生んでいることは間違いありません。
このまま守りに入って会社には何もノウハウが残らず、ただ会社という銭を生むカラクリ箱が勝手に動けば良いとでも思っているのかな?
サラリーマンみな働く悦びを忘れやり甲斐を失い個性を失いはしないか?
新しい風を吹かせたいと無力ながらにいつも考えさせられる毎日です。
近所のコンビニもアルバイトの募集にもなかなか人が集まらないそうです。
割に合わないでしょうねぇ…