こんにちは、こーんです。
最近映画が好きになって色々と観てます。
Amazonプライム・ビデオやHuluのおかげで見きれないほどの作品が次々とリリースされるので映画好きにはたまりませんね。
今回も前回に続いて是枝監督作品の「海街Dialy」を観ました。
豪華女優陣の出演で話題になっていたのは憶えています。
なにげに俳優陣もなかなか良いチョイスなんですよね。
(せごどん出てます。吉之助どん)
豪華豪華で見ごたえありました。
鎌倉を舞台に4人姉妹の青春と葛藤を描く
「海街Dialy」ですが吉田秋生さんの漫画が原作。
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描いてる世界も漫画ぽいですが姉妹だけで仲良く一生懸命暮らしている様子は昔の家族ドラマのような温かみのある風景です。
姉妹が住む家が昔の木造住宅ながら大きな一軒家で亡くなった祖母から受け継いだ家に暮らしています。
母親にとっては窮屈な実家でしかなくとうの昔に出て行ってしまっています。
ある日、父親の訃報がが入り姉妹3人で山形まで葬儀に参加するために行くことになります。
そこで父親が家を出て行くキッカケになった女性との間にできた子の「すず」と出会うことになります。
すずの母親はとっくに亡くなっていていまのお母さんも父親の新しい再々婚相手でした。
どことなく頼りなく父親を亡くした腹違いの妹を山形に置いておけず鎌倉の家で一緒に住もうというところから物語は始まります。
ほろ苦く多感な中学生という時期
すずは女性なので男のわたしとは違いますが、それでも自分の中学生時代を思い出します。
うちの娘も中学生になりましたが3年間というなんと短い学生時代でしょうか。
季節を重ねることが本当に時が過ぎる速さを感じます。だけどもそれは大人のはなし。
中学生の頃は時間がたっぷりあったんだろうな。
スローモーションで時間が過ぎていたのではないかと。
3姉妹の姉たちは社会人なので新しくできた妹が可愛くて仕方ありません。
しかし、すず本人は自分の母親が姉妹たちの家庭を壊したことをずっと後ろめたく思って申し訳ない気持ちでいっぱいなのでした。
鎌倉の雰囲気がいい
映画の舞台になっている鎌倉ですが海と山、江ノ電などわたしも1度だけ足を運んだことありますがこじんまりとして良いところですね。
この作品の雰囲気にぴったりだし海街に住みたくなるんですね。
生しらす丼や梅酒やおはぎといった是枝監督の作品に食べ物は物語を印象づける小道具になっているようですが、観てると食べたくなるんですね。
食べるという楽しみがわたしはあまり執着がないのですが、そのわたしでも気になるのですからみなさんはもっと気になるはず。
なんだか不思議なサイズ感
作品すべてにおいて「ちょうどいい感」がみなぎってます。
ちょうどいい役者さん、ちょうどいい恋愛観、ちょうどいい時間、ちょうどいい実家、ちょうどいい鎌倉の土地、ちょうどいいストーリー。
ジブリ映画のような温かみと爽やかさ、そして安定感のあるしっかりと撮られた映像が常に観客を飽きさせません。
久々の邦画でしたが日本映画っていいなぁと思える作品で何度でも観れますね。
男性でも女性でも関係なく楽しめますし是枝監督作品としては最近の作品なので是非観てみてください。
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