6月から市民農園を借りて兼業農家になりましたこーんです。
秋の野菜の美味しい季節に向けて野菜づくりをがんばろうと思っています。
さてそんな市民農園を借りてまず必要なものといえば鍬(くわ)ですね。
畑はまず土づくりからといいますし、畑を耕したり草を刈ったりといろいろ忙しいんです。
そして鍬で畑を耕すのってかなりの重労働なんですよ。
一回やってみてかなりこたえました。
腰は曲がるし鍬は重たいし。
鍬を買ったものの途方に暮れてしまいました。
そこで見つけたのが万能両刃鎌です。
三角ホーと呼ばれる鍬。
野口鍛冶店「野口式 万能両刃鎌」
除草剤が普及していなかった昭和30年代末、農家から相談を受けた父は「楽に、しかも能率的に草削りができる道具を作りたい」そんな思いから試行錯誤の日々が始まりました。
コンセプトがいいじゃないですか。
無農薬で有機農法で野菜を作るまさに市民農園の強い味方って感じ。
大型のホームセンターやカーデニング店であれば売っていると思います。
気をつけないといけないのは鍬のコーナーではなく鎌のコーナーにあったこと。
いちおうカテゴリは鎌なんですね。
野口鍛冶店さんの両刃鎌以外にも類似品がありますがやはり使うなら本物がいいですね。
野口式の両刃鎌は鋼鉄製です。
ステンレス製の類似品がありますが鋼鉄製のほうがいいです。
サビに強いのがステンレス製の強みですが、アウトドアマンならわかりますよね?
使っているうちに刃が鈍るので研ぐんですよ。
オピネルのナイフなどもそうですが鋼鉄製とステンレス製だと鋼鉄製のほうが切れ味も研ぎやすさも上なので人気があります。
柄の部分がアルミ製のものもありますが木の肌触りが好きなので木の柄のものにしました。
重たさはそんなに気になりませんよ。
子供にはすこし大きいので使いにくいかもしれませんね。
特徴はこの鋭利な刃と三角形の鍬。
いちおう鎌ではありますがスパッと指が切れるほど尖っているわけではありませんのでご心配なく。
しかし、いったんこの鎌で地面を掻くと面白いように雑草が切れます。
使い方としてはスコップのようにザクッと雑草を根っこから掘り起こすように使うのと、一番おすすめは横にして土の中に潜らせて掻くと雑草を茎と根っこの部分でザクザクと切ることができます。
これが面白いように切れるので爽快なんです。
雑草も根が残っているとまた生えてくる可能性はありますが雑草をきれいに根っこから掘り出すは大変です。
なのでザクザクと根っこ周辺から刈り込んでいくと葉がないので雑草も次第に弱っていきます。
とくに不耕起栽培で育てようというかたであれば雑草の根っこも土を耕してくれミミズや微生物の餌となるため根こそぎ取り除く必要はないんです。
生産性高すぎ!
雑草だらけの市民農園をかりてはじめたのですが野口式 万能両刃鎌のおかげで2回通ってみごとに雑草を刈って整地までできました。
ものすごい生産性です。
いい道具って使っていても楽しいんですよね。
まさにそんな感じ。
面白いように草が刈れて地面を耕したり刈った雑草をすくって集めたりとにかくいかようにも使えます。
立て使ったり寝かして使ったり反対に三角形の底辺部分を使えば地面をならしたりするのに便利です。
ほんと万能性能なんですよ。
市民農園ぐらいならこれがあれば鍬いらないと思います。
そのぐらい作業が捗るのでぜひお試しを。
サイズが210mmと240mmの2種類ありますが私は大きめの240mmのほうが断然おすすめです。
鍬に比べると全然軽いですから持ち疲れがないので大のほうが効率がよいと思います。
この便利さは活字で伝わりにくいのが残念ですね。
ぜひお試しください。
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