こんにちはPCゲーム歴23年目のこーんです
最近ではグラボが安価で買えるようになりつくづく良い時代だなと思います。
なかには仮想通貨のマイニングにハマるかたも多く一部のグラボは品薄高値状態が続いていたりしますが、ゲームで遊ぶのが目的ならそこそこのグレードで十分です。
そんなわたしのおすすめは1万円台で買える「GeForce1050Ti」ぐらいが価格も性能もちょうど良いカードだと思います。
グラフィックカードドライバはインストールするだけでいいの?
「GEFORCE EXPERIENCE」のおかげで最新のグラフィックドライバを公式サイトに入手に行く必要がなくアップデートとインストールが楽になりました。
ドライバのインストールはクリーンインストールがおすすめですが、クリーンインストールを行うとドライバの各種設定がリセットされてしまうため設定内容はメモっておいたほうがいいですね。
ということでわたしのゲームで使用するNVIDIAのグラフィックカードの設定についてメモしておきます。
パフォーマンス重視のセッティングについて
わたしの現在の設定は以下のとおり。
設定のポイントとしては、最適化やキャッシュを使用するなど動作を軽くしてくれる機能は基本ON。
アンチエイリアスやフィルタリング、画質向上など品質面の設定についてはOFFにすることで処理を軽くしてパフォーマンスを重視する設定です。
各項目と解説
CUDA - GPU
NVIDIAのGPU向け汎用並列コンピューティングプラットフォーム CUDA(Compute Unified Device Architecture)用の項目。
ゲームには関係なし。
DSR - 係数
980シリーズ以降新たに追加された項目。ディスプレイの解像度以上の解像度でレンダリングしてダウンレートして映し出す技術。
アンチエイリアスも使いたくないしディスプレイ解像度以上は望まないので関係なし。
DSR - 滑らかさ
同上。基本オフ。
OpenGL レンダリング GPU
OpenGL使用時にレンダリングするGPUを選ぶ。
CPUでもレンダリングできるのであえてメインのグラフィックカードを選択しておこう。
DirectXのゲームでは基本関係なし。
アンチエイリアシング - FXAA
ポリゴンのエッジをフリンジでぼかして滑らかに見せる技術。
筆者はアンチエイリアスはあまり好きじゃないので基本オフ。
アンチエイリアシング - ガンマ補正
同上。
アンチエイリアシング - トランスペアレンシー
同上。
アンチエイリアシング - モード
同上。
アンチエイリアシング - 設定
同上。
アンビエントオクルージョン
有効にすると、アンビエントライトがよりリアルなシャドウを生成し、より深みを増すため、ゲームグラフィックスが強化されます。
ただし、この設定はパフォーマンスを著しく低下させる可能性があります。基本オフ推奨。
シェーダーキャッシュ
シェイダーとは、さまざまなライティング、シャドー、サーフェスエフェクトなど、ゲームでカスタマイズ可能な視覚効果を実装するために作成されたプログラムです。
シェーダキャッシュ機能は、ドライブ上のコンパイル済みシェーダの格納場所を作成します。
処理効率化のためオン推奨。
スレッドした最適化
CPUの処理をマルチコアで分散化するもの。
オンにしないとマルチコアCPUの意味が無いのでオン推奨。
分散化は処理の軽量化にはなるが高速化するとは必ずしもいえない。
テクスチャ フィルタリング - クオリティ
テクスチャの品質。
ハイパフォーマンスが最も軽いので推奨。
使用可能なオプションは、ハイパフォーマンス、パフォーマンス、高品質、高品質です。
それぞれの設定には次のような影響があります。
- ハイパフォーマンス:
テクスチャフィルタリング - 異方性サンプル最適化がオンに設定され、テクスチャフィルタリング - トリリニア最適化がオンに設定されています。
- パフォーマンス:
テクスチャフィルタリング - 異方性サンプル最適化がオンに設定され、テクスチャフィルタリング - トリリニア最適化がオンに設定されています。
- 品質:
テクスチャフィルタリング - 異方性サンプル最適化がオフに設定され、テクスチャフィルタリング - トリリニア最適化がオンに設定されています。
- 高品質:
テクスチャフィルタリング - 異方性サンプル最適化がオフに設定され、テクスチャフィルタリング - トリリニア最適化がオフに設定されています(オンであると表示されますが、ドライバによって無視されます)。
テクスチャ フィルタリング - トリリニア最適化
基本的な線形テクスチャフィルタリング方法です。
これは通常、異方性フィルタリングと組み合わせて、現在利用可能な全体的なテクスチャフィルタリングの最高品質を提供します。
テクスチャ フィルタリング - クオリティの値にあわせてハイパフォーマンスならオン。
テクスチャ フィルタリング - ネガティブ LOD バイアス
LODはLOD(Level of Detail)の略で、LODバイアスの調整はテクスチャの詳細をシャープにする方法です。
LODバイアスは、異なるミップマップがいつ使用されるかを判断することによってテクスチャの詳細を制御します。
許可でOK。
テクスチャフィルタリング - 異方性サンプル最適化
テクスチャフィルタリング - クオリティが高品質に設定されていない場合は、この設定を調整できます。
利用可能なオプションはオンとオフです。 オンに設定すると、異方性フィルタリング(AF)がテクセル(テクスチャピクセル)のサイズに基づいて使用するサンプル数が制限されます。
この最適化されたテクスチャサンプリングは、AFを使用するとパフォーマンスが向上する可能性がありますが、画像品質がわずかに低下したり、ちらつきなどの画像の癖が発生する可能性があります。
オフに設定すると、AFは可能な限り最高の品質で適用されます。そもそも異方性フィルタリングがオフであれば関係ありません。オフ推奨。
トリプルバッファリング
通常ダブルバッファリングでvsyncオンの環境の場合次の同期フレームまで遅延するレンダリングを軽減するためトリプルバッファを使用してレンダリングすることができます。
vsyncをオフにするならいらない。オフ推奨。
バーチャル リアリティ レンダリング前フレーム数
CPUがGPUによってレンダリングされる前に準備するフレームの最大数を制御します。
値を小さくするほど入力ラグは小さくなりますがCPUがGPUよりもはるかに遅いシステムでは、パフォーマンスが低下する可能性があります。
最大プレレンダリングフレームは、グローバル設定の3Dアプリケーション設定を使用するように設定することをお勧めします。
マルチフレーム サンプリング AA(MFAA)
900シリーズ以降で採用されているMFAA技術によりアンチエイリアス技術が低コストで実現できるようになりました。
アンチエイリアシングを使わない方はオフで。
レンダリング前最大フレーム数
CPUがGPUによってレンダリングされる前に準備するフレームの最大数を制御します。
値を小さくするほど入力ラグは小さくなりますがCPUがGPUよりもはるかに遅いシステムでは、パフォーマンスが低下する可能性があります。
最大プレレンダリングフレームは、グローバル設定の3Dアプリケーション設定を使用するように設定することをお勧めします。
垂直同期
レンダリングをディスプレイのフレームレートに合わせます。
基本オフのほうが処理遅延が無く速くなります。
オフ推奨。
オンにする方はトリプルバッファリングもオンにしておきましょう。
異方性フィルタリング
異方性フィルタリング (AF)は、ゲーム内のすべての3Dオブジェクトの表面をカバーする2D画像であるテクスチャをより明確かつ詳細に表示するのに役立つ非線形テクスチャフィルタリング技術です。
オフに設定すると、すべてのAFが無効になり、画質を犠牲にしてパフォーマンスが向上する可能性があります。
オフ推奨。
電源管理モード
必要な電力量に応じてさまざまなパフォーマンスレベルをサポートする最新のGPUの機能を使用します。
クロックが変化するので最大のパフォーマンスが推奨です。
PCゲームにおいて設定は命
わたしがいつもプレイしているLeague of LengendsだとGeForce1050TiでもFPS150前後で安定してくれますので十分軽い設定だと思います。
PCゲームはプレーヤーによってハードウェアのプレイ環境が違います。
また、家庭用機のようにただ遊ぶのでなく設定を煮詰めることで自分好みの設定にして遊ぶことができます。
ゲーム専用機ではないがゆえに無設定の状態がゲームに適しているとはいえない場合も。
オーバークロックとは言わないまでも今のPCのベストセッティングで遊ぶというのがPCゲーマーのたしなみと言えるでしょう。
たまにはグラボの設定を見直してみてはいかが?
わたしは玄人志向のGeForce1050Tiを使っていますがファンが大きく追加電源いらずで音も静かで優秀なグラボだと思います。
それではよいゲームライフを。
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