こーんさん、週末は畑仕事ですか?
そうだよ、ちびどんも手伝ってよ
娘たちは畑に興味ないってさ!
何を隠そうわたしもです!
……
世の中の市民農園ブームの波に乗っているのはわたしだけのようです。
農夫とは孤独な生き物ですね。
収穫のときにビックリさせてやるからな!ミテロヨ……
不耕起栽培諦め?!レイアウト変更を試みることに
実は不耕起栽培といってあまり地面を耕さずに雑草ものとも共存で育てる不耕起栽培というものにチャレンジしようと思っていたんですね。
地面を耕さないメリットとは圧倒的に工数が下がることですね。
それと自然の中で育てるというかその畑本来のポテンシャルで育てるといったイメージですね。
とくにわたしはハーブやパクチーといった葉っぱ系の野菜を育てるつもりだったのであまり土地を耕してやるつもりはなかったのです。
しかし枝豆などを植えたので地中で作る作物はやはり土が柔らかいほうが良さそうなのですよ。
種植えが終わって発芽してきたところですが、ちょうど苗の状態なので動かすなら今だなということで。
レイアウト変更を考えてみた
不耕起栽培をやらないということは土作りから畝(うね)を作ってといった畑らしい畑のイメージ。
初年度は自然な土のポテンシャルを知りたかったので肥料はとくに与えずと考えていたのでよく耕して畝を作るのがメインですね。
畝を作るにあたってはこれまでの畑の幅も狭かったので列を少なくして幅を広めにとることにしました。
これまでだと足の踏み場もないぐらい詰めていたので少し窮屈でしたからね。
これなら余裕があるはずです。
苗の退避
ほぼ畑のリセットに近いのでまずは少し伸びた苗たちを安全なところに退避させます。
小さい種からここまで育ってくれただけでも感動ですけどね。
まだ根っこが短いので余裕です。
まわりの土ごとすくって退避。
あとは土木作業員になってひたすら溝を掘って土を盛っていきます。
本当はもっと畝になる部分を耕して肥料を敷いたりしたほうが良いようなのですが今回は肥料もまかないので形だけです。
しつこい雑草も土を掘り起こすことで少しは無くなればよいですが。
畝が完成したところで退避させていたパクチーの苗たちを埋め戻します。
20センチ間隔ぐらいで。
大きく育ってくれよー。
パクチーですが1週間で葉も増えてすっかりパクチーらしくなってきました。
もう食べたらパクチーの味がしそうです。
立派にパクチーの葉っぱになってますね。
パクチーって食べたことないです
フッ、ロボットだからな
ヒドイ!
この日は頑張って畝を2つ作りました。
バジルまで植え替えて作業終了です。
かれこれ4週ほど通っているので体も慣れてきました。
畑仕事ってほんと重労働なんですよ。
道具の使い方も慣れていないのもあって次の日に筋肉痛になるぐらい体を使います。
おかげでいい運動にもなるしトレーニングをしているみたいで楽しいですよ。
畝作りの新兵器
今回畝作りをするということで新たに農具を増やしました。
家庭用鍬とか団地鍬とか呼ばれる一般的な鍬ですね。
硬い地面を耕すのには少々難ありですが畝を作るのには耕したり盛ったり整えたりあらゆる角度を使って使えるいい鍬です。
わたしが不耕起栽培をしようなんていうから買わなかったですが普通は最初に買うんでしょうけどね……
コメリの利園という1,480円の鍬です。
鋼鉄製で使いやすいですしコスパ最高です。
家庭用菜園では定番の商品じゃないかと思います。
ステンレス製もありますがもともと重たくない鍬なので鋼鉄製が絶対いいですね。
多少の重みがないと鍬は使いにくいです。
畝作りについての誤算
予定では畝を4つ作って育てようと考えて今回畝作りを行ったのですが誤算がありました。
畝と畝の間の通り道は溝になる部分でそこをあまり広くとっても意味がなかったです。
広いほうが作業はしやすいと思いますが間を広くとるぐらいなら畝の幅を大きくしてあげたほうがよいですしマルチを敷くなら70センチぐらいの幅の畝でよいですし、それなら畝の数を増やしたほうがよさそうです。
図面を引き直してみたのですがざっくりあと2つ合計6列は作れる計算になりますね。
なんと!おどろきですね
まだたくさん野菜が作れるじゃないですか
そうなんだよ
まったく何事もやってみないと分からないものだね
ロボットならすぐに計算できますけどね(真顔)
先に言ってくれよ(怒)
季節は梅雨の間の晴れ間と雨で作物はすくすく育ってくれそうです。
育ってきたら病気や虫や鳥などに悩まされるんでしょうけどまだ初めてなので何もわかりません。
この調子で楽しんで育てていきたいと思います。