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Netflixでスノーデンを観た感想

HuluからNetflixに乗り換えて映画を何本か観てます。

もともとドキュメンタリー好きなのでNetflixでノンフィクションものやドキュメンタリーものを気に入って観てます。

新番組の更新も頻繁にあるので新しい映画との出会いが楽しみです。

ちょうど前から観たかった「スノーデン」が追加されたので観てみました。

エドワード・スノーデンというひと

この映画は事実に基づいたドキュメンタリータッチの作品です。

スノーデン事件を憶えてますでしょうか。

2013年6月に元CIA職員がアメリカ国家安全保証局(NSA)が違法におこなっていた個人情報収集手口を告発して世界を驚かせたひとです。

gendai.ismedia.jp

わたしたちの身の回りはスマホなどの電子デバイスやSNSなどから個人情報を発信していますがこれらをNSAは全て手中に収めていたんですね。

対象はアメリカ国民だけじゃないですよ。全世界の人類です。

これだけでとにかく驚きの映画なんですがごく一部の人間を除いて誰もその事実を知るものはいないというトップシークレットなんです。

エドの非凡な才能

主人公のエドワード・スノーデン(以後エド)はコンピュータプログラミングの腕にたけていました。

その才能を買われてCIAに入職します。

そこで目にしたものはテロ対策といいながら市民のあらゆる情報にアクセスが可能となるPRISMというシステムでした。

統計やデータを出力するBI(Business Intelligence)みたいなものです。

ある標的となる人物にいうことを効かせるために相手にとって不利な情報を本人から家族にいたるまであらゆる角度から調べられてしまうんですね。

圧巻だったのは立ち上がっていないパソコンのウェブカメラの映像が見れるというそれ出来ちゃマズイでしょうていうハナシですね。

いやーぁ、こわいこわい。

世の中解決しない事件なんて無いのではないでしょうか。なんせ事件が起こる前に防ぐのがこのシステムなのですからね。

身近な彼女にも話せない葛藤

エドの担当している仕事はトップシークレットのなかでも超トップシークレット。

仕事でいくら悩んでも彼女に話をすることができません。

相次ぐ転勤や仕事のストレスで二人の関係もおかしくなっていきいます。

プログラマーオタクのエドに対して芸術家肌の彼女。
正反対の性格がまたもどかしいですよ。彼女も大変だったろうなぁ。

DELL社からの派遣されて日本の横田基地にも勤務していたそうで日本の横田はかなり重要な拠点だったようですし、日本政府も逆らえないチカラをもっていたようです。

もちろん日本も全て監視されていたことはいうまでもありません。

そしてエドは

ハワイに転勤となったエドは過去に自分が作ったプログラムがテロリストを殺すために使われていることを目の当たりにしていよいよ決心を固めます。

自分が母国のために尽くしてきたことはなんだったのか?
中にいては変えようのない組織体質を内部告発をもって世界に公表し不正を正すために動きます。

ジャーナリストや報道マンの協力者を得て告発へと踏み切っていきます。

それからは誰もが知るところの話です。

悪い腫瘍のような組織とひとりの青年が生み出したプログラムによって人々のプライバシーが奪われ国の監視のもと生かされてるという理不尽さ。

ある官僚がこうやってアメリカが第三次世界大戦が起こらないように平和を維持しているのだとエドに言います。

いろんなものの見方はあると思いますがテロリストの疑いがあるとはいえ人を簡単に殺めたり、人のプライバシーを監視することは人権を無視した横暴な行為ですよね。

ゾッとするいっぽうでそれを変えるのはひとりのチカラだったというところがとても印象に残る作品でした。

会社でも組織でも自分の正義に反することや仁義に反することもよくあります。

組織というヒエラルキーに押しつぶされて何もできない自分にとって少し考えさせられる作品でした。

わたしにとっては少し熱を与えてくれるそんな映画でした。

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