どもサラリーマンブロガーのこーんです
先週からこの話題が気になったので思うところを書いてみたいと思う。
つまりはそういうこと
最初にこのニュースを見たときは「え?」と耳を疑ってしまったわけですが、演者さんのコスチュームの重さとか労働環境の改善の件はわたしにはよくわからないのでコメントは控えるとして、パワハラについてはとても疑問を感じるところがある。
パワハラについて普通の会社であれば会社の外部に漏れることなく処分が行われるのが一般的だ。
つまり加害者となった人間が懲戒処分を受けるなりといったクローズドに行われる社内人事処置だ。
社内には事実として通達されるものの会社の外には漏れることはまずない。他言無用だ。
このご時世コンプライアンスだのが厳しくなっているので会社の外での素行はもちろんのこと社内における激しい言動や暴力やセクハラ行為は再三指導されているはずなのだが。
今回このように明るみに出てきた理由には加害者に対して充分な処分が下されなかったことによる被害者側の不満が爆発したことにあるといえる。
隠蔽体質などを指摘されているが隠蔽も何も会社の中で裁かれるべき事柄が外にまで漏れてくるという理由としては理不尽とも思える権力の存在が自然に露わとなってくる。
つまりその会社おいてはその人物に対して誰も逆らえない立場の人間によるハラスメントだということが分かる。
一般的なマネージャークラスであれば降格させられてポイなのだがおそらくそんなクラスの人間ではないのだろう。
また被害者は職場復帰を希望していることからある特定の人間を除けばまともな職場なのだろう。
これについては長年サラリーマンをやっている人であれば誰しも経験して分かること思う。
力のあるものが振りかざす権力という名の暴力
組織の長としてヒエラルキーの頂点に立つと人は変わってしまうのだろうか?
わたしもよく目にするのが、一定の地位を得ると態度が急変していく人間たちだ。
普段からとても偉そうに振る舞う。人に指図したり自分のことしか口に出さない。言い返す者などだれも居ない。
肩書き上は偉いのだが所詮雇われの身である。
どこを尊敬すればよいのか見当がつかないうえ仕事ができると思える人は少ない。
ちかごろスポーツ業界を中心にパワハラ問題や権力の集中による競技団体への不満などが吹き出すようになってきた。
東京オリンピックを目の前に権力者を引きずり降ろそうとするものだ。
この傾向が学校や民間企業でも噴き出してきているといいうことではないか。
会社とは事業を行うところ。事業とは社会や人々に還元するために行うサービスを中心としたもの。そんな仕事場で人が気持ちよく働けないのはとても残念なことだと思う。
なんとなく会社に行きづらくなったり、会社に行くことが憂鬱になるなんてあってはならないことです。
人の役に立つ仕事をするのに身近にいる人に良くしてあげられないなんて悲しいですよね。
綺麗事ですが綺麗事をずっと言い続けられますか?通し続けられますか?
企業には正しいパワーバランスを望みたいですね。
社長や会長ってあってもまぁこれまでもそうであったように悪い人間はいますからね……まったく。