こーんさん最近寝るの早くないですか?
そうだよ毎日6時間睡眠を課してるからね
ショートスリーパーだったのに気が変わったのですか?
まぁね
今回はショートスリーパーだったわたしが睡眠時間をとるようになったそんな話です。
睡眠をとろう
普段おろそかにしがちな睡眠。また十分な睡眠がとれないや質の良い睡眠がとれないといった睡眠には悩みもつきもの。
そんな睡眠について考えていきます。
1日24時間のなかでこれまで私の睡眠時間は平均4時間でした。つまり1日の1/6を睡眠にあてているということになります。
子供たちには睡眠は8時間とるようにどこの家でも教育しているのではないでしょうか。1/3は睡眠ということですね。
わたしも小さい頃はそのように育ったと思うのですが中学生ぐらいになると1日の1/3を寝て暮らせば人生の1/3は寝て何もしないで終わるのではないかと寝ている時間がもったいなくに感じるようになりました。
もともと好奇心旺盛だったので寝る時間があればマンガでもラジオでも何かやっていたかったのです。
何故いま睡眠時間を伸ばしたのか?
急に気が変わったようにショートスリーパーのわたしが6時間寝るようにしたのは堀江貴文さんの本「多動力」の影響です。
多くの仕事をこなすためにあまり寝ていない印象があったのですが、睡眠時間だけはきっちり6時間とるそうです。お酒で朝まで飲んだら翌日はお昼から仕事をする。
とにかく睡眠をおろそかにしないぐらい睡眠を大事に考えておられました。
寝る暇があったらな……とは昔のことば。
印象に残ったのは手塚治虫先生や石ノ森章太郎先生など往年の漫画家さんは二徹三徹と徹夜の毎日で睡眠時間が少なかったために60歳で亡くなったのではないかというところ。
これはちょっとハッとさせられる話です。
睡眠時間を削っている分寿命を縮めている。よくよく考えると寝ないで早死するのと寝て長生きするのでは活動している時間は変わらないのでは?と思えてきます。
ゾウとネズミの寿命の話のように、時間的スケールが違うだけで同じことじゃないのかなと。
そう考えるとなにも多く動いて早く死ぬよりのんびり時間を使って暮らしたほうがいいじゃないか。
というのが思いが芽生えてきました。
全力を出す
睡眠が足りていないと眠たくなったり体がだるかったりしますよね。
ショートスリーパーの生活が長いと意外とこの感覚に慣れるというかそういうものだと体が馴染んでしまっているんですよね。
ショートスリーパーは眠たくないのではなくて寝たくないというだけなんです。寝てもすぐに起きてしまうからショートスリーパーなんですね。
そういう体になっているのでいつもダルさを感じていたり、ボーっとすることもあるんですね実際。常に調子がいいということはなく逆に常に気だるさをまとっているというか。そのため気分が乗る乗らないもあるしあまりいいこと無いなというのは分かってたりするんですよ。
そしてながく寝れば解決するのかな?寝すぎて逆にカラダがダルくなることもあるから生活を変えようとはしない。
いわば生活習慣病みたいなものですね。
翌日マラソン大会に出場するとか遠出のドライブの前日であれば絶対に十分な睡眠をとるために早く寝ますよね。
それは本番で全力を出し切るためにそうするわけです。
しかし、頭では理解して行動していても「マラソンの前だから……」という考え方は間違っています。
日常から仕事や遊びに全力を出すために常に早く寝たほうが良いのです。
睡眠とは
人はなぜ寝るのでしょうか。
赤ちゃんは寝るのが仕事といいます。ペットショップなどでも犬や猫の赤ちゃんが一日中寝てますよね。
赤ちゃんは脳や体が寝ているあいだにどんどん成長いきます。
つまり睡眠は成長を促す時間ということがいえます。
しかしある程度の年齢に達し老化とともに成長は止まります。
「睡眠とは覚醒に対していう生理現象……」
覚醒とはつまり目覚めのことですが目覚めることは覚醒することなんですね。
覚醒と聞くと何かパワーアップしたような印象を感じます。そして睡眠と切っても切れない関係なのが「夢」ですね。
寝てると勝手に見る夢ですが良い夢を見ると目覚めたときに覚醒したような気分になりませんか?
「ああ、なんだ夢か?!」
という感じで落ち込むこともしばしばですが。
通常メンタルとフィジカルを休めるために行うのが睡眠ですが、覚醒(目覚める)ために寝るのだというは面白い考え方です。
質の良い睡眠とは
レム睡眠、ノンレム睡眠という言葉は聞いたことがあると思います。
はたしてそれらを把握していますか?
- レム睡眠 ⇒ 体を休めるための睡眠
- ノンレム睡眠 ⇒ 脳を休めるための睡眠
だいたいこの睡眠サイクルが平均90分ぐらいなので睡眠時間は90分の倍数がよいとされています。
レム睡眠の持続時間は若年者で5~40分くらいで、その後ノンレム睡眠の状態になる、という70~110分の睡眠サイクルが繰り返されます。
今回わたしは4時間⇒6時間に変えようとしていますが睡眠サイクル的にも6時間は理にかなっているといえます。
時間をまずはしっかりと確保し部屋を暗くし布団をしっかりとかぶり自分に合った枕で寝るのが基本です。
枕は元NYヤンキースの松井選手も使っていたTEMPUR(テンピュール)を長年愛用しています。
もう10年以上使っているのでそろそろ新しい枕に変えようと思っています。
また枕選びは別の記事にしたいと思います。
効果はどうか
平日会社に通うため毎朝5:30起きなので前日の23:30ぐらいに寝るようにしました。いつもは1:30に就寝だったので日付をまたがないうちに寝れるのはとても新鮮な気分です。
睡眠時間が伸びたことでやや日中の眠気が減ったような気がしますが、やはり6時間も寝ると8時間ぐらい寝たい気持ちも湧いてきています。
以前の自分からすると寝すぎなのですが8時間ぐっすり寝れば心身ともに力がみなぎるような気がします。
効果としてはやはりランチの後は眠いのは変わりませんが朝晩の通勤。
特に朝の通勤時はあまり眠たくなくなりました。これまで電車のなかでついウトウトしていたのが目が冴えているので読書やブログの原稿を書くのに有効に使えています。
会社のデスクについてからも前日の残りのメールをさばいたり、「朝ノート」を書いたり頭が朝からフル回転できているなと感じます。
やっていることは普段と変わらなくても体調からくるモチベーションや、使う頭のコンディションが変わってくればアイディアや考えの品質向上が見込めます。
仕事も遊びもクルマの運転も集中力と状況判断が必要ですから常に体を最善な状態でキープすることが大事だと睡眠から学べたような気がします。
これまで寝ている時間は人生を無駄にしているという嫌悪感があったが、実際は逆で寿命を伸ばし活動している時間の自らの仕事のクオリティを高めてくれるということが分かった。
そして何事も早い時間に済ませようという気持ちの変化もでてきた。
そう仕事の質が上がれば時間はいくらでも圧縮でき効率も上がっていく。
仕事の質がいかに大事か?
自分自信で考える良いきっかけになったと思います。
睡眠の効果はこれだけにあらず。
睡眠時間が少ない方は考え方を変えてみてはいかが?