娘が剣道部に入部してからというものの、週末は剣道の試合や練習の送り迎えといったそんな日々を送っています。
わたし自身はというとサッカーの経験しかなく「スポーツ=球を追いかける」ものばかりか武道に全く縁のないわたしにとっては「剣道=竹刀を振り回す競技」という認識しかありませんでした。
漫画「六三四の剣」を読んでいたので何となくは知っていたものの剣道とは武道というかスポーツ競技なのかいったい何なのかよく分かってなかったんですね。
子供の部活や指導者の先生、保護者の方々を観察していて最近何となく理解してきたところです。
ほとんど人が剣道を知らない
わたしもまだ理解しているか?といえば自信がないのですが、剣道の奥深さは自分が考えていたよりもずっと深かったです。
そして剣の道を志す者は「剣道」という精神社会を生きているということに誰も気づいていないと思います。
ああ、そういうものなのかと知った時に剣道がとても魅力あるものだという認識に変わりました。
例えは違うけどサーフィンでいう「自然」と向き合う姿勢や「Go for it」の精神にも似たスピリチュアルな側面。
相手に心を配る「残心」の精神そして技や力だけに頼るのではなくそれを身につけるため自らを律する「我慢」や「忍耐」に心を構える精神こそが剣の道に通づるというのですかね。
聞くと何となく「スポ根」でしょ?て感じると思うだけど違うんだよな。
なんだろうこの真っ直ぐな生きかた。全ての人がそうではないだろうけどどの世界でも極めるとはひとつのことに誰よりも取り組めることなんだよな。
成長が楽しみ
twitter.com娘の剣道の合同練習を見学。はじめての試合形式。 pic.twitter.com/1iwrPrTpfi
— こーん (@coizne) 2018年8月19日
子供が最初に剣道を始めたときは初期投資が10万円はかかるのでビックリしたんですね。
さらに部費に遠征費に消耗品にと他の競技より断然お金がかかると思います。
始めたからにはすぐに飽きるなよと思っちゃいましたが今は目先のコストより、剣道を学んでたくましく成長してほしいなと思えるようになりました。
小手先とは剣道用語だと思うのですが小手先や小細工で通用する世界では全くありませんし、達成感もなく常に精進するものそれが剣道だと思います。
中学生活3年間を頑張ってはじめて達成感を感じることがではないでしょうか。
剣道ファンには知られた動画なのかもしれませんがある学校の剣道部のドキュメンタリーです。
子育てや自分の生き方を見つめなおす意味でもいろいろ参考になりました。
昭和62年の古い動画ですが色褪せないですね。
よかったら観てみてください。