こんにちは中学生の娘のオトンのこーんです
週末は剣道部に入部している長女の試合や稽古の遠征で車で遠出する機会が以前より増えてきました。
長距離の運転となると移動中はとにかく退屈なので車載テレビを設置しようかと検討してみることにしました。
ちなみにここまでガチでやるつもりはないです……
まぁ、よそのお宅の車にはテレビが付いてるんだと娘が言うもんですからね……うちの車が不憫なのでだったら普通のテレビじゃないテレビを付けてやるぞ!ということで自作PCオタクの血が騒ぎます。
とりあえず仕様を検討してシミュレーションしていくことにしました。
コスパ重視の車載テレビを考えるぞ〜
そもそもなぜ仕様検討する必要があるのか?
まず「カーナビはついてないの?」についてですが、
カーナビはSONYの「NV-U2」をかれこれ10年ほど前からつけていますが、いまとなっては新しい道路情報も入っていないので飾りにしかなっていません。
スマホと「Googleマップ」があればカーナビは要らない時代ですからね。
いまさら10万円かけてカーナビシステムを取り付ける気になりません。
そもそも、いまのようなカーナビは無くなりますね確実に……
もともとカーステレオのみでこれまで運用してきたのでテレビをつけるにあたっては「カーナビシステム」などのオールインワンタイプ一式での導入は検討しないものとします。
押さえておきたいポイントとゴール
今回の車載テレビ導入について押さえておくべきポイントを考えてみました。
- 4アンテナ、4チューナーのフルセグチューナー(リモコン付き)を採用する
- 地デジチューナーはHDMIが搭載されていること
- モニターはフロントとリアに1台ずつ計2台
- リアモニターはVESA規格のブラケットで取り付ける
- 電源はチューナーとフロントモニターはシガーソケット、リアモニターはインバーターから給電
- 音声はフロントモニターからカーステレオにAUX接続
これをもとに何を揃えればよいかをゴールとします。
頭ではイメージが出来ているのであとはサイズ感とコストのバランスですね。
チューナー選び
まずはテレビを見るなら車載チューナーが必要です。
チューナーといってもただの箱なのでシートの下のスペースにでも置けば大丈夫なので求めている機能さえあれば大丈夫。
チューナーはもちろんフルセグ方式で地デジ対応ですね。
ちかごろだとフロントに2つ、リアに2つ合計4つのアンテナと4つのチューナーで受信するタイプが映りが安定しているようなので4アンテナ4チューナーで考えます。
ということで簡単にポイントまとめると、
【チューナー】
- シガーソケット12Vで動かせる
- 4アンテナ4チューナーフルセグ方式
- HDMI出力
商品を探してみるとHDMI対応のチューナーに良いものが見当たりません。レビューの評価もひどいものばかり。
HDMIの夢は絶たれたかと諦めかけましたがRCAケーブルからHDMIへのコンバーターに優秀なものがあるようなのでこちらに期待してチューナーはRCA対応ものもにします。
RCAとは音声が赤と白、映像が黄色で昔のプレステ1とかの時代のケーブルです。
カーテレビだと扱いやすさからまだRCAが全盛なんですね…
チューナーの候補はこれにします。あと1万円出せばカロッツェリアの文句なしのチューナーが買えるのですが、カロッツェリアがHDMI対応のチューナーを出した時に買い換えることにします。
レビューの評価も高くコムテックは日本製なので安心というのも決め手になりました。
「RCA → HDMI コンバーター」ですがNeoteckのこちらでほぼ1択のようです。
価格も抑えめで助かります。
5VのマイクロUSB電源が必要なのであらかじめシガーソケットなどから確保するつもりで。
モニター選び
モニターを搭載するにあたって問題となるのは電源問題。シガーソケットの12Vで可動するものを選ぶ必要がある。
それと音声についてチューナーからモニターまでをHDMIで接続するため音声出力を備えたモニターが必要になる。
リアに設置するほうは考えないものとしてダッシュボードに設置するフロントモニターをこの条件でクリアしなくてはならない。
まとめると、
【フロントモニター】
- シガーソケット12Vで動かせる
- カーステのAUX接続用に音声出力(イヤホンジャック)を備えていること
となる。
商品を探してみると候補はこのあたりでほぼ決まりですね。
次にリアモニタについて。
子どもたちがみるリアモニタがメインなのでリアには少し大型を設置します。
車載モニターだと13.1インチあたりが最大のようですがせっかくなので20インチクラスにしてみます。よくミニバンで天井モニタをみかけますがだいたい13.1インチが主流のようですね。
車載用モニターではなくPC用であれば大画面で安価で選択肢が広がります。
ただしPCモニターの場合コンセントからの給電となるためインバーターの設置が必須となります。
インバーターがあれば
インバーターについては以前から気になっていました。車でコンセントが使えるのでノートPCの充電やポットや炊飯器など使おうと思えば使えるわけです。
ミニバンやRV車種よってはオプションで最初からつけれたりしますからね。
なのでインバーターは標準装備扱いということで。
このインバーターならコンセント3口、USB2口のこの製品が評価も高く便利そうです。
リアモニターはどうする?
そしてリアモニター選びですが13.1インチ主流のカーテレビ環境ですからここはPCでは当たり前の20インチクラスがコスパが高くて良いかと思います。
ただしあまりに大きいと邪魔になりそうな気もするので23インチ以下で選びたいですね。
ということで選んだのがこれ。20.7インチと絶妙なサイズです。
しかも、スピーカー内蔵型で入力もRGB、DVI-D、HDMIと3系統備えている完璧仕様です。
これなら大画面で楽しめて文句なしではないでしょうか。1万円代前半と価格も安いです。
リアモニターの設置はどうする?
リアモニターの設置ですがPCモニタなのでVESA規格のブラケットが使えます。
リアシートだと前席のヘッドレストのパイプに固定できるブラケットを探してさらにブラケットからブラケットが固定できるか考えてみます。
この製品はタブレット用のブラケットですが、ヘッドレストにパイプが設置できれば多少大きなモニターでも設置できるはずです。
パイプさえ設けられればパイプ取付タイプのVESA規格のブラケットでディスプレイは簡単に取り付けられます。
これで仕様はほぼ決まりです。
ざっとまとめると7点の部材が必要になりますね。
Amazonで見積もったところ合計5万円を切るぐらいといったところです。
このほかHDMIのケーブルやHDMIのスプリッタや電源用microUSBのケーブルなどを買い揃えることになると思いますが手持ちがあれば大きな買い物はないかと思います。
もうこのクルマも新車から10年目でローンも払い終わって維持費がだいぶ楽になりましたからテレビをつけてよいか妻に相談してみたいと思います。
なかなかクルマにHDMIのチューナーとPCモニターでテレビを設置したという事例が少なかったので仕様だけでも考えて書いてみました。
PCモニタがあればタブレットやスマホから外部出力としてもつかえるのでHuluやAmazonプライムビデオなども楽しめますしカーナビのシステムを導入するぐらいならはるかに安価で自部屋と変わらない環境が作れます。
インバーターもあるしPCだって持ち込めますよ。
やらないけど