iPhoneを買うと標準アプリとして最初から入っているPodcast。
使っているようでなかなか使っていない人も多いと思う。
Podcastとはなにか?といえば、ネットで聴けるラジオだと思えばいい。
中にはさまざまなジャンルの番組がならぶ。
ネットは電波
このPodcastだが放送局や芸能事務所が製作会社に依頼して主に提供してわけではなく、個人でも発信できるのだ。
つまりAppleのデバイスという周波数の制限はあるものの世界中に向けて自作のオリジナル音声番組を提供することができる。
90年代終わり頃から規制緩和で地域限定型のコミュニティFMが放送されるようになって今でもたまに聴くことがあるが、いまではネットを通じたサイマル放送で聴くのが当たり前になっている。
ただ垂れ流しているわけではなくリスナーが番組を見つけてエアチェックしなけば聴けないという意味ではラジオをチューニングして聴くのと何も変わりはしない。
もう電波はネットでネットは電波の時代なのだ。
敷居が高いような低いような
個人でもはじめられるため敷居が低いのがPodcastの良さではあるが、配信するには少しだけ手間がかかる。
YouTubeやInstagramのようにアプリからLIVEボタンを押せばすぐ配信とはならない。
そもそも番組として生放送ではないので収録と編集を重ねるが配信のためには音源を置くサーバーが必要となる。
この時点で普通の人は諦める。
詳しい人でもPodcastをはじめるのにわざわざサーバー借りるのか?と躊躇するのが普通だろう。
海外のサービスではあるが手軽にPodcastをはじめることができるWebサービスがあるようなのでこれを活用してみてはどうだろう。
shimotsu.me
homepage-reborn.com
Webサービスといえばいつも思うのがどうしてこういうサービスは日本からは生まれないのかいつも疑問に思うところ。
将来的にはキャスターの収益化につなげそこから手数料をいただくという方式を考えているようで、キャスター側からするとプラットフォームが無料で使えるうえに収益化も考えられるのは悪くない話だと思う。
できればいらないCMが入るようなことがなければよいが。
Anchorでポッドキャストをはじめよう
apps.apple.comAnchorを使えば簡単にポッドキャストを始めることができるかことが分かったところで早速作ってみよう。
マイページをAnchor上に作りさらに番組を録音して登録する仕組みになっている。
番組作成の手順は以下の手順てアプリで作成することができる。
iPhoneだけで録音から効果音を入れたり、もちろん頭出しやトリミングなどの作業もできてしまう。
さらにAnchorに登録すれば後日ではあるが、iTunesのPodcastやGoogle Podcastにも登録してくれるマルチキャスティングの機能も備わっている。至れり尽くせり。
なんだ便利じゃないの?
わたしが知らなかっただけでこんな便利なWebサービスがあったとは。
あやうくサーバー借りるところだった。調べてよかった。
ということでわたしもポッドキャストを無事に始めることができそうだ。
さっそく番組を作ってプロローグをアップしてみた。こうご期待。
またポッドキャスト流行るかも?
わたしの鈍いトレンドセンサーの反応によるとポッドキャストがこれから再びジワジワと流行る気がする。
InstagramやTik Tokとまではいかなくてもラジオのように音声で楽しむメディアとして末永く一定の人気が続く気がする。
現に細々ながらもサービスが続いているのがその証拠だ。
近頃テレビの露出度も上がってすっかり有名人になったモーリー・ロバートソンさんもわたしはポッドキャスト時代から聴いていたひとり。
J-waveでラジオ番組ももっていたが、オウンドメディアとしてカフェやバーガーショップでの会話を番組にしたり、独自のグローバルな視点やサブカルチャーを扱ったネタがとても面白かった。
わたし自身ラジオ局で仕事をしていた時代があるが、ラジオはテレビや雑誌と違ってパーソナリティが喋れば番組が成り立つ手軽さを再認識した。
おーい、とiPhoneに呼びかければ番組が出来上がってしまう。
そんな手軽さを味方にポッドキャスト番組もながく続けられると良いなと思う。
iPhoneだけでいますぐはじめてみてはどうだろう?
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