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電車のドアにQRコード?実はアレのためだった!

 朝玄関を出ると日の出時間がだんだん遅くなってきた。先週とくらべると朝焼けも見ることができて季節の変化を感じた。時間が過ぎるのははやい。

 8月に入り今年もあと4か月ほど。はやい!気がつけばはやくも今年も後半戦ということになっている。

ん?なんだこれ

 毎日始発の電車に乗るのだけど、電車はドアが閉じてありまだ電気がついていない。ふと気づいたのが電車のドアに貼られたQRコード。こんなの貼ってあったけ?いつも扉が開いているから気がつかなかったんだ。

 カメラにかざせば何かでてくるかな?さっそくかざしてみるも何も反応しない。QRコードにしてはシンプルすぎるか。

 どうやら情報端末用のQRコードではないようです。

 よく見ると右ドアと左ドアで柄が違いますね。これはどうやらドアに関係するものようです。車庫や点検で使用するものなのかな?

 気になったので調べてみました。いままで全く気がつかなかったけど、いつから付いたんだろう。

www.itmedia.co.jp

そういうことか

 車両ドアのガラス部分に貼り付けたQRコードを、駅ホーム上部に設置したスキャナーで読み取る。QRコードから到着した列車のドア数、編成車両数などの情報を取得し、車両ドアの開閉に合わせ、ホームドアも動く仕組みだ。

 なるほどそいいえば都営浅草線にホームドアが最近取り付けられていたけどそれに関係していたのか。それにしても何故QRコードなのか?

 理由もあきらかでした。

 複数の鉄道事業者が直通運転しているホームでは、乗り入れ車両のドア数や位置が異なるため、各社の形式に対応する必要がある。その上、車両ドアとホームドアをそれぞれ別のシステムで制御すると、停車時間が長くなる課題もあった。

 確かに浅草線は北総鉄道、京成、都営、京急が相互乗り入れするので車両もマチマチだし統一するとなると大変でしょう。QRコードのシートをドアに貼り付けて読み取りカメラだけあれば車種を問わず統一規格で運用できるのは画期的でコストも安く導入できるというメリットもありますね。

 いつも利用している新橋駅だが設置はされているもののまだ稼働していない。設置も上り線だけで下り線には設置もされていない状況。まだ準備の途中のようだ。

来年はオリンピックだから

 来年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。急速なピッチで大会準備が進むなか乗り物や街の仕組みも変化してきています。

 とくに東京オリンピックは都市型でコンパクトな大会運営とエコがテーマになっていましたね。自動ドアの仕組みも決してよく出来たものでは無いにせよ、知恵と工夫でエコを実現しながらも充分な機能を果たすといったところは日本人ならではないかと思います。

 まさに相互乗り入れのようなマルチプラットホームの環境では規格や費用で各社の意見がぶつかり合うところかと思いますが、オリンピックへ一丸となっていくところや、簡易的にも素早く対応していくアイデアはこういった状況だからこそ実用化されたのだと思います。

 オリンピックに経済効果だけを期待するのではなく、こうしたコラボレーションや実現力でたくさんのシステムや新たな仕組みが考案され生まれてくると思います。

 変わりゆく東京の様を今年後半は発見していきたいと思います。

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