関西の人気お笑い芸人ダイアンが月曜日のパーソナリティをつとめるABCラジオ「よなよな」のLINE LIVEが始まっている。
いちファンとしては大変うれしいことだ。
以前からYouTubeにリスナーがアップしたものを聴くことができたが公式のアーカイブではなかった。
公式で配信されることになって良かったと思う。
なおLINE LIVEでは生放送での視聴と録画アーカイブも楽しめるので、聴き逃しても後からゆっくり聴くことができるので便利だ。
LINE LIVEという媒体
ひと昔前でいえばニコ生やツイキャスがそうであったように、ユーザーが自分の番組をもって自由に配信することができる。
個人でもこれだけできるのだからラジオやテレビ媒体もほっておくはずがない。
とはいっても、radikoやTuneInに参加はしていてもABCラジオのような動画のライブ配信に対応した局は決して多くはない。
radikoのエリアフリー機能で東京に居ながら大阪ローカルのラジオ番組を生で聴くことができただけでも画期的だった。
そもそもでいえばAM局がFMの音質で聴けること自体も電波の壁が無くなったことでもあるし、さらに「よなよな」のようにラジオの収録風景をそのままにサイマル放送で視聴できるのはもうラジオを超えていると思う。
カタチや形式にこだわらない
LINE LIVEの個人放送を観ていると酒を飲んで酔っ払ったまま配信する人だっている。
とにかくアプリを立ち上げて LIVEボタンを押せばいいだけだたから何も難しいことはない。
スマホさえあれば誰でも簡単にはじめられるという点においてとても敷居が低い。
それなのに企業や放送局が取り入れているという事例はまだまだ少ない。
企業をアピールしたり、事業そのものを公開して認知度を上げてもらったり注目してもらうことはもはやボタン1個の世界だ。
ラジオという媒体のカバレッジや聴衆者の属性に変化が出てしまうかもしれないがデメリットは無いはず。
慣例にとらわれずに新しいものをいかに取り込むか、投資判断が迫られていると思う。
ところでダイアンの東京進出はまだかな?
千鳥が埼玉ローカル番組から火がついたように新しい切り口が求められているのだろう。
リスナーとしては何処にいても声が聴けるサービスを使った視聴でも十分楽しめるけどね。