スマホやPCからの自分のアクセスを除外する方法について解説します。
ブログを運営していると自分のページをチェックしますよね。
記事がうまく掲載できているかな?とか、どこか表示が崩れてないかとか。
第三者視点でチェックすると思います。
そのおかげで自分のアクセスがベージビューにカウントされていまい、アクセス解析の邪魔になる場合があります。
今回はこれを簡単な方法で解決する方法について説明します。
リアルタイムレポートで自分がいつもポツンと表示されるのは上手く除外できていない証拠です。
パソコンからのアクセスはツールで解決しよう
パソコンから自分のブログへのアクセスをカウントしないようにするためには、Googleが提供しているChrome用のプラグインがあるので、こちらを導入しましょう。
インストールするだけで機能するのでとても楽です。
もはやこれは鉄板ツールかと。
スマホからのアクセスを除外するには
普段スマホからページをチェックすることが多いと思いますが、上記のプラグインが使えないスマホからのアクセスはどのように除外すればよいのでしょうか。
主には「Cookieを使った除外方法」や「ローカルストレージを使った除外方法」など既に試したかたも多いかと思います。
私もやりました。
けど、うまくいきませんでした・・。
Google Analyticsの仕様変更でやり方が古くなってしまっているのと、はてなブログだとWordpressのようにホスティングでサーバを借りているわけではないので、自由にCookie用のHTMLファイルを作成してサーバに置くことができませんので難しいんですよね。
で、ある方法を閃きました。
あえて除外はしない
意味がわからなくてすみません。
除外しない方法とはなんなのか?ですが、普通はアクセスログを取得するときに除外するように設定するのですが、これが大変なんです。
そこで、閃いたのはアクセス解析を見るときに除外する方法です。
採るときにフィルターするか、見るときにフィルターするかの違いです。
セグメントってありますよね?あれを使います。
簡単に設定できてしまうので圧倒的に後者の方が楽だと思います。
セグメントとは?
アクセス解析をあるルールで区分けして集計するグルーピングみたいなものです。
どのような条件でセグメントを作るかですが、自分のアクセスログには特徴があります。
- 参照/メディアが「direct/none」
- blog.hatena.ne.jpからのアクセス
参照/メディアが「direct/none」
自分のブログにアクセスするのはブックマークか、URLを直接入力する場合が殆どだと思います。この場合、「参照元」がドメインではなく「direct」として記録されます。メディアも判断がつなないため「none」と記録されます。これをセグメントで除外します。
自分以外でこのようなアクセスが頻繁にくるようであれば、それはスパムですので設定すればスパムのカウントも省けるので一石二鳥です。
アクセスの殆どが検索エンジンやSNSからの流入がメインとなるブログであれば、「direct/none」が不要なのは理解できるはずです。
参照元がblog.hatena.ne.jp
この場合はスマートフォンアプリなどから、ブログを書いたりプレビューやブログを閲覧すると参照元として記録されます。管理画面があるblog.hatena.ne.jpから参照する人は、自分以外にはありえませんのでこれをセグメントで除外します。
これでアプリからのアクセスや、スマホのブラウザからプレビューで確認したときのページビューを除外することができます。
設定方法
セグメントの設定方法は、画面上部の「セグメントを追加」から行います。
通常は「すべてのユーザー」となっており、あまり意識しない項目かと思います。
「新しいセグメント」から新規のセグメント条件を追加します。
セグメントにはすべてのユーザー以外に予めセグメントが沢山用意されていますが、特に使えるといった印象のものはあまり感じませんでした。
設定条件は以下のとおりです。
「参照/メディア」「含まない」「direct/none」
「参照元」「含まない」「blog.hatena.ne.jp」
無事に設定できましたでしょうか?
設定できると自分のアクセスしたデータが消えて寂しい数字になりませんか?
これが現実です(笑)
Cookieやあえてフィルターを設定しなくても簡単にできますよね。
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まとめ
自分のアクセスはおおよそdirectリンク、または「はてなブログ」ユーザーであれば、blog.hatena.ne.jpからのアクセスであることは分かると思います。
フィルターや専門的な知識がなくとも簡単に設定できますのでお試しください。
多くのアクセスが増えて早く分析がしたいものです。
ではでは。