こんにちはオトンです。
Huluを契約して暇さえあればドラマや映画をチェックしてます。好きな時に観れてサクッと飛ばして観たり作業中にながら鑑賞もできるのでとても便利です。
今回はドキュメンタリーを観ました。
むかしからドキュメンタリーとかノンフィクション好きなんですよね。だってリアルでしょう?そして真実は小説より奇なりです。
そこで前から気になっていた「永遠の反逆児 ヴィヴィアンウエストウッド DO IT YOURSELF!」を観ることにしました。
ヴィヴィアンとの出会い。
わたしがヴィヴィアンに出会ったのはアパレルメーカーとして今のブランドが売れ始めたちょっと前だったと思うのですが、わたしが高校生の頃。
世間は空前のバンドブームだったんですね。
「バンドやろうぜ」とか「宝島」なんて毎月読んでました。
なかでもわたしが大大大好きだったのがパンクロックでした。
パンクという反社会的なイメージより、ホラーやゴッシックファションに通じるどこか怪しげなパンクファッションの魅力に憧れたからですね。
当時だと「シド&ナンシー」など好んで観てましたね。
シド役は若き日のゲーリー・オールドマンですよ。
ドラッグで破滅していく内容だったりするんで少し悲しいんですけどね。
将来に不安を抱える高校生時代にさらに乱暴になるというか、自暴自棄を煽るような映画でしたけどね。
いま思えばかわいいものです。
そんなパンクロックアイコンの「Sex Pistols」の服を手がけてたのがヴィヴィアン・ウエストウッドだったんですよね。
もともとヴィヴィアンのお店の常連客だったりするんだけど。だから演奏とか酷かったりするんですがパンクにテクニックなんて関係無いですからね。
ピアスやチェック柄やガーゼシャツとかスカートにパンツを合わせるような服の着こなしかたとか衝撃的でしたね。
まだ当時開けたピアスの穴は塞がらないです。
パンクファッションて今でも色褪せない永遠の魅力がありますね。
Punks Not Dead.
70歳の彼女。
パンクファションで印象的だったのがボンデージファションですね。チェック柄のパンツの膝の部分が帯で繋がっているやつです。
かっこよかったなぁ。
ドキュメンタリー映画ではとくに凝った演出はなく、素顔の彼女が出てきます。
最初は、
「えー!もうこんなにおばーちゃんなんだ」
とびっくりしましたが、70年代にピストルズをプロデュースしていたのですからわたしの親の世代よりもう少し上ですね。2017年で76歳です。
その衰えた姿にすこし引いちゃうですが、気がつくと虜になっていくんですよね。
すごくね、人間らしいんですよ。
ドキュメンタリーだからというのもありますが、ママチャリ乗ったり習い事に通ってたりね。
まあ、元気なんです。
お洒落だしね。パンクファッションのおばーちゃんなんてカッコ良すぎでしょ。存在自体が。
創作意欲そして変わらない反逆児のこころ。
デザイナーというか芸術家は死ぬまで芸術家なんですよね。洋服を作る彼女の姿にはものを作る姿勢というか、とにかく何でもない当たり前のように服を作っていくんですね。
楽しそうというより創作なのでほとんど悩みながら作るんですよね。
自分の1/2スケールに作られたトルソに布を繋ぎ合わせてショーの衣装を作っている様は神々しいものがありましたね。
なんていうかふつうなんです。すべて所作が。
なかなかね、ふつうに服を作るとか出来ないですよね。ずっとですから。観ていても安心感があるんですよね。
時代の最先端とも違うのだと思うのだけど、色褪せない魅力のまま突き抜けてるといった印象です。
そして、彼女の服にはどこかパンクのテイストが入ってて何だろうただそこにあるデザインじゃ無いんですよね。
メッセージがこもってるというか。
パンクファションってそういうメッセージを発したものなんですよね。その服を着るということは。
とにかくキュートな彼女。
ただ可愛らしいのとはちょっと違うんですけど、とても飾らないし素顔をさらけ出してて、まぁ些細なことで腹も立てるしマイペースだしまぁ人間ヴィヴィアンウエストウッドが観られます。
そして小悪魔的な魅力。黒柳徹子さんとかもそうですね。まぁ若い頃から前衛的な方たちってピュアですよね。
女性的な魅力というより、性別を超えてわたしもこんな風に素直に素敵に生きたいと思えるんですね。
そうそう、プロフィール画像のオトンが王冠かぶっているのは完全にビビアンの影響ですね。
それも20年以上前の。
今回の映画でもファッションショーでモデルが王冠をかぶって出てきますが変わりませんね。
オトンは思った。
彼女のお店ワールズ・エンドつまりセカオワですね。名前が三回変わりましたけどずーっと昔から同じ所にあるです。いつか行ってみたいです。
Huluにして良かった。
Huluを契約したことで懐かしい過去の自分の感覚にも会えましたし、見聞を広げることもできました。
最新のドラマやアニメ、海外ドラマも良いですがドキュメンタリー番組を観れるのも魅力のひとつです。
また紹介しますね。
では!