ヴェイパーウェーブという名前を聞いたことがありますか?
いわゆる音楽ジャンルの1つなのですが聞きなれない単語ですよね。
この数年わたしがハマっている音楽のジャンルです。
世の中は30年サイクルで回っている気がする。
時代のトレンドは常に30年サイクルの様な気もしますが、いまだとファッションや音楽など80年代の影響を色濃く感じることが多いです。
その前はパンクとかファンクなど70年代ぽかったですよね。
もう90年代な感じですかね。
まだmp3プレーヤーがなくカセットテープをウォークマンで聴いていた頃。
DVDはなくVHSやベータがレンタルビデオ屋さんにあった頃。
懐かしいですね。
先日ブレードランナーのオリジナル版を観たのですがあれって2019年を描いたレプリカントというまさにAIやアンドロイドの未来をリドリースコットが描いた作品でした。
車が空を飛ぶ世界観。
センセーショナルでしたよね。
攻殻機動隊やAKIRAなど多くの作品の原型でした。
未来を生きる現代に感じる過去の未来感。
ブレードランナーを今観直してみても感じるですが、描かれた世界とは全く違いますよね。
ほとんど変わっていないと思います。
車は空は飛びませんがやっと電気だけで走る車が出てきたとか自動運転が実用化されてきたとかそのぐらいですかね。
だから昔から未来のイメージは変わってないんですよね。
ネオンが輝いていろんな国の言語が入り混じり人種も国境もない感じ。
そうカオスな感じです。
未来のイメージてひとことでいえばカオスなんですよ。
音楽にもちこまれたカオス観。
20年ほどまえからR&Bのグルーヴ感がありつつ電子的な音楽の要素をもつChill系の音が好きでとくにsomafmのGroove Saladなどを常に聴いてたんですが、2年ほどまえにvaporwaveに出会ってからのめり込んでますね。
まぁもともと音楽は好きですがあまりストイックに聴くタイプではないので、耳ざわりがいいとかイメージが良いとか心地よいとかそんな曖昧な基準でしか聴きませんがvaporwaveはそんなわたしのスケールに合ってるですよね。
また昔から音楽にビデオクリップはつきものですが、YouTubeの普及もあってさらにvaperwaveのカオスな世界観には映像ソースがさらに雰囲気を醸し出します。
観てもらえると分かりますが80年代頃の日本のTVコマーシャルなどをサンプリングして音楽同様に混沌さがうまく表現されています。
おすすめどころ。
定番ともいえる大御所どころを紹介しておきましょう。
どれも耳に残るフレーズがたまりませんね。
MACINTOSH PLUS
www.youtube.com
YUNG BAE
サモ・ハン・キンポーなつかしいぃ。
www.youtube.com
Saint Pepsi
曲もいいけどビデオも最高!
www.youtube.com
ESPRIT 空想
www.youtube.com
どうですか?カオスでしょ!
vaporwaveの世界観いいですよね。
なんだろうこの第3世界観。
懐かしいような新しいような何か。
YouTubeライブを使ったインターネットラジオもいい。
YouTubeライブが一般的に使えるようになってからいっきにライブ配信の波が動画や音楽と一緒に押し寄せてますよね。
もう動画を観ない日はないぐらい。
vaporwaveのラジオ局といいますか24時間曲をかけ続けているチャンネルがありますので作業用にどうでしょう。
VAPORWAVE RADIO
fromジャパン!レペゼン大阪っす。
Web版もおすすめ。
plaza.one
www.youtube.com
CALM STATION 24/7
https://www.youtube.com/watch?v=iUm_9ozEVlkwww.youtube.com
CHILL RADIO 24/7
www.youtube.com
vaporwaveは何気なくかけっぱなしで聴くのがいいですよね。
けっして高音質ではないのですが荒削りなサウンドなら高いスピーカーじゃなくても十分。
むしろ安いスピーカーのほうがいいですよ。
オトンは思った。
vaporwaveて音は悪いし変調するし変なんですよ。
逆にいえば何でもありなんですね。
このユルさがいいんですよね。
なんだろう。自由さというか多様性というか、新しいというか古いというか。
都会でもない田舎でもない感じですかね。
小林幸子がボカロ曲を歌ってたのもヴェイパーぽかったてすが、枠にとらわれない面白さてまだまだたくさんありますね。
それがなんとなく心地よいと感じるというか、おっさんになったなぁと思う今日このごろ。
では!