こんにちは、ソルトライトゲーマーのこーんです
毎週末のように夜釣りに出かけるわたしにとって釣り場で交わされるある恐怖の質問がある。
「何狙いですか?」
わたしにとってのターゲットは正直なところ
「釣れるものであれば何でも」
なのでとても困るのだ。
「何でも」と熱心な釣り人からすると的を得ない答えだし「何しにきてんだ?コイツ?」だと思う。
逆にいえば皆さんターゲットを定めて釣りをされている人が多いのでポイントと釣りものをよく知っている地元の方だからということもいえる。
アジングやヒイカを狙って釣りをするときは明らかにタックルが狭まるため
「アジ狙いです」
とはいえるのだが正直釣れてくれるなら何でもいいやなんて思っているのも事実。
ターゲットを絞ること自体はいいのだけど何でも釣れれば良いと思っているバーサタイルな思考のわたしにはアジングは縛りプレイにしか思えない窮屈さを感じるのも事実だったりしてストレスの溜まる釣りだったりもする。
なので専門的にアジングをしている人が羨ましくもあり理解できないところもあるのだ。
逆にこのタックルでとかこの仕掛けで釣りたいという想いだけで釣りにでることも多い。
だからこの人はこの仕掛けで何を狙っているのだろう?と理解されないところもあるし、釣果に結びつかないこともほとんど。
釣果というプレッシャーとレジャーとのギャップ
釣りは釣れないと面白くない。
当たり前だ糸をわざわざ垂らしに遠出して釣りに出かけているわけではないのだから釣りは釣れてなんぼの世界。
釣るためには魚がいるポイントでターゲットに合った釣りやすいタックルで釣ることが近道であるのは間違いない。
わたしはあまりルアーとか餌釣りとかこだわりはないのでルアーも投げるしオキアミだって投げる。
その時その時でやりたい釣りをするだけだ。
やりたい釣りをすることでレジャーとしての楽しみはあるのだけど、釣れないとストレスが溜まるし2、3投してサカナの反応が無いとわざわざ遠出してきたにもかかわらず飽きてしまう。
やっぱり釣りは釣れてこそ釣りなのは言うまでもなし。
村上晴彦さんの釣り
村上晴彦さんといえばブラックバス釣りをする人は知らない人はいないバス業界の重鎮。
重鎮といってもどこかの競技団体の理事長のような王様キャラではなく、釣りキチ三平が大人になったような釣りの上手い人なのである。
いろんな仕掛けを考案したり今でも「issei」というルアーメーカーを立ち上げておられたり、自らのブランドやダイワのハートランドシリーズなどロッドプロデューサーでもある。
そんな氏の動画はYoutubeなどでも観れるので観てもらうと分かるがとにかく釣りが楽しそうなのである。
このひとにボウズという言葉は存在しないのではないかと思う。
テレビや動画だからという編集を差し引いてもとにかく何か釣るという釣りの幅の広さは感心してしまう。
自らもセコ釣りというように小さいライトリグを飛ばして豪快な釣りとは呼べないようなスタイルでの釣りを好まれているのだか、釣果は間違いないし、リグは小さくてもビッグサイズの魚もかけてしまうからね。
動画を観ても分かるけど
「今日はどんな魚が遊んでくれるかな?」
というスタンスで釣りを楽しんでいる姿勢はまさにわたしの憧れるところ。
そうなんです。
釣り物やタックルを絞らずまた釣果のプレッシャーにとらわれず、サカナと戯れる。
これがやっぱりわたしもいちばん楽しめる釣りのスタイルじゃないかなと思う。
久しぶりに村上さんの動画を観てライトゲームやりたくなってきました。
そして氏の誰にも似てないユニークで自由な釣り人としてのスタイルに自分も浸ってみたいなと思うのでした。