わたしが尊敬する人物としてソフトバンクの孫さんがいる。
わたしが19歳の時にソフトバンクの経営の本を読んで感銘を受けたのをいまでもよく覚えている。
日次決算や1000本ノック、計器飛行経営といったデータに裏打ちされたタイムリーな経営方式。かと思えば事業部独自採算制によるアメーバ経営など会社や組織に憧れたものだ。
そんな孫さんのルーツを知ると孫さんのお父さんがすごいということに気がつく。
褒め上手な偉大な父
孫さんの話だと孫さんの父親は在日2世ということもあり大変な苦労をされていたそう。
家族を養うために職をいろいろと変えてはしていたそうですが、お父さんも起業家だったんですね。
勤め仕事では無理だったのでしょうけど密造酒やパチンコなどの事業を興して育てていったそうです。
そんな孫さんパパの息子たちへの溺愛は凄かったらしく、小学生のときに足し算が出来ただけで「お前はひょっとして天才かもしれない?」とか「天才だー!」と驚いて子供たちを褒めたといいます。
褒めてもらえることは大人になってからもそうですが社会人としては人事評価と同じく認められることでもっとやる気が湧いてくるもの。
1番近くの父親に褒めてもらいもっと褒めてもらいたいから頑張る。
子供の素直な気持ちが世界でも指折りの経営者にまでなったということです。
いまでも父親に褒めてもらいたくて頑張っている姿はいくつになっても変わらないようです。
しつけとは?教育とは
反面教師というように不思議とこの親にしてこの子その逆もしかり。
子どもは教育しなくても学んでいくものですが、親となって思うのはどうしても必要以上に叱ってしまったり褒めるのが下手だったり子どものことを思っているのか自らの主張なのか微妙なときがあります。
子どもを虐待しようなんてもってのほか。
むしろ子どもの良いところをとことん褒めて良いところをどんどん伸ばしてあげること。
自分のDNAをみているようだからこそ自分と似た欠点も感じることも多いけど自分だって悪いところより良いところを見てもらえてばもっと頑張れると思うんですよね。
偉大な父とは決して地位や名誉ではなく愛情に溢れていること。背中で語れること。人として大きいこと。
そう感じるのでした。
今日はわたしの父も誕生日でした。
今の自分がいるのも父と母のおかげです。いつもありがとう!
親孝行できてなく申し訳ないですが自分ももっと大きく成長しなくては。
まだまだ親を超えられないなぁ。頑張ろう。