こんにちはオトンです。
ゲームの実況動画の配信を6年間続けてきました。
6年で3,261枠ほどですから、1枠が30分なのでざっと1,630時間配信してきたということになります。
ニコ生が新配信になって30分枠にとらわれなくなったので枠を数えるのをやめました。
以前は毎日配信していたのですが、現在はおちついて週に1回の配信をのんびり行っています。もはやここまでくるとライフワークとして、家族も気を使ってくれていますし、配信の時間まで酔っ払って寝ていると子供が起こしてくれるようにもなりました(笑)
動画配信のきっかけ
ラジオに没頭した少年時代。
私が少年時代の80年代いえば、「ザ・ベストテン」や「夜のヒットスタジオ」といった歌番組が一番盛り上がっていた頃で、アイドルやシンガソングライターやロックバンドなど、特に中学生の頃からはCDやカラオケボックスが登場してきて音楽の流通が一気に盛んになった時代です。
で夜中にずっーとラジオを良く聴いてたんですね。
毎日4時ぐらいまで聴いてましたね。
それから寝て学校行くっていう。
何だろうラジオジョッキーに憧れてたんですかね。ミニFMキットを電子工作で作ったりして大して飛ばない電波を飛ばしたり、とにかく発信することにワクワク感があった感じです。
まあ、それは子供のだたの自己満レベルでした。
だからたいして経験が積めたわけじゃないんです。
そして時が過ぎて大人になったわけですがとにかく人前で話をするのが苦手だったんですね。
高校生のころはバンドをくんで人前で演奏したりそういうことはなれてたんですけどね。
社会に出てからですねとくに。
仕事で人前で話すのがとても苦手になりました。
自分に自信が持てない。人前が苦手になった。
仕事だからというのもあるんですけとね。
自分の言葉で伝えられないわけです。
会社が推してるから説明するのか、自分が心底惚れこんであるのかさっぱりだったわけです。
だからアドリブも何も効かないんですね。
そんな時にオンライン対戦型のゲームに没頭するのですが配信とか全然興味はなかったんです。
バンド組んでた時もそうでプレーヤーでいることが1番楽しいですからね。
伝えることに興味をもちはじめた。
何かを伝えるということに興味はなかったんですが、ゲームがあるとき仕事とプライベートの境界線になった時に仕事でうまく喋れない、ゲームはこんなに興味があって仲間と話せるのにとオンオフ混同してストレスに感じてた時期があったのですが、ある時好きなゲームで配信をしたらどうだろうかと思ったわけです。
自分が楽しいことを人に伝えるのは誰もがいちばんとくいなはずなんです。
そうずっと言葉が見つからなかったのですが自分はキュレーションがしたかったんだなと。
楽しいことを伝えたい。
それが配信をはじめたきっかけでした。
配信は難しくない。
ゲームの動画配信は難しくありません。
カメラがいるわけでもありません。
パソコンの画面を配信するのでマイクさえあればできてしまいます。
手軽にはじめられることも魅力でした。
配信の方法もまとめサイトやwikiなどで調べれば簡単です。
配信用のプラットホームも「ニコニコ」、「twitch」、「Youtube」何でもありです。
配信に必要なアプリケーションも無料で配布されていますから元手が一切かかりません。
さらに広告で稼ぐこともできます。
いまのユーチューバーがそうであるように。
好きなことで生きてゆけるヒトもいます。
あと20歳若かったらぜったいユーチューバーになってましたね。
素晴らしい環境が揃っています。
ゲームの腕前はあまり関係はない。
ゲームの配信ですがゲームの腕前はあまり関係ありません。上には上がいてプロゲーマーと呼ばれる一部のゲームがものすこく上手いヒトたちが中心ですが、上手いプレーを見たい人は最初からわたしの配信を見にはきません。
そこに優劣は決してありませんがゲームの腕前とゲームを楽しもうという情熱はゲーマーならまったく変わらないはずです。
だから同じことです。
住んでる世界が違うだけに過ぎません。
何度か訊かれたことがあります。
「ゲーム上手くないのになんで配信しようと思ったんですか?」
上手いプレーが見たい人は疑問に思うでしょう。
わたしの場合はこれまでの話のように魅せるプレーを配信したいと思っているわけではありませんから観る人も選んでしまってはいるわけですが、楽しいからそれでいいんです。
配信で気をつけていること。
とにかく何でも聞くことですね。
聞くとは傾聴もそうですが、自分が知らないことも聞くこと。
すでにわたしのリスナーさんはわたしのゲームレベルの低さから無知なことがよくわかってますから何でも教えてくれます。
配信者であり生主であっても何ひとつ偉くもなんともありません。
本当はわたしにリスナーに教えてあげられる豊富な知識があれば良いのでしょうけど無いのが残念なところでもあり、仕事やその他のことにはことにはとにかくストイックな自分でもゲーム配信だけは素直にバカになれるのがとても心地がいいんです。
おそらく趣味はこうあるべきと思います。
配信のモチベーション。
ゲームの配信をしているのでゲームそのものの面白さに何と言ってもモチベーションの源があります。
もう15年ほど毎日欠かさずプレーしてますが、熱中するのはたったの2タイトルとかそんなもんです。
それだけ面白さがあるということですが、何より仲間と協力し合って対戦したり、勝利したときの何ものにもかえがたい達成感が魅力でしょうね。
最近はでは下手であるがゆえに下手でも楽しめるように下手くそ道を極めようか思っているほどです。
勝負なので負けて楽しいヒトはいませんよ。
勝つためにいろいろと考えることが楽しくて仕方ありません。
将棋クラブにいるおじいさんと同じです。
新参のリスナーさんがどんどん上手くなっていくのを観るのが楽しいですね。
わたしの配信が彼らのゲームを始めるきっかけやプレイに役に立てたかなと感じる時が配信者冥利に尽きます。
テクノロジーが魅力。
動画配信の技術があがってきたのは最近のHTML5やH.264などのエンコードの技術が浸透してからですね。
昔は動画といえばプロの領域。PCもハイエンドなマシンを使ってやるものでした。
今はnVidiaのGeforceシリーズを買えば誰にも教わらなくてもカンタンに配信を始めることができます。
またゲーム内でのコミュニケーションもチャットやジェスチャーだけではなくヴォイスチャットが主流です。
そしてオープンソースのおかげでいずれもフリーウェアを使って全くNoコストで利用できます。
すばらしい。
先端のテクノロジーの良いところは同じ志を持った人たちが高い熱量で交流しあえることです。
それがただの配信者であっても。
- 作者: 島徹,伊予柑,じぇい(粟津昂規)
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2010/11/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 81回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
オトンは思った。
発信することで常に新しい自分を知ったり、テクノロジーの体感を得ることができます。
そして「慣れ」ることで自分の成長実感も感じますし「続ける」ことで自信がつき楽しさを感じ、続けるモチベーション湧いてくる実感を得ることができます。
これはいまのブログ書きにもいえることですがスマホが普及してブログも静的な配信プラットフォームになっています。
長らく配信してきたことで何事も続けることの大切さも大変さも理解しているのでとにかくマイペースで続けて自分のスタイルが続けていければと思います。
(こ)