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NHK大河ドラマ せごどん 第4話「新しき藩主」を観た感想。

せごどんを毎週たのしみに観ている。わたしが鹿児島県出身なので親近感があるのといまの自分のルーツを知るうえで参考になるからだ。先祖はおそらく貧しい農民だったろうと思う。

西郷隆盛は1877年に亡くなっている。いまから141年前ということになる。1828年生まれなので青年期は1845年ぐらいだろう。45年だから第二次世界大戦の100年前ということになる。

まだ侍が刀を差してる時代。

そんななか江戸の藩邸で島津斉彬がリボルバーの拳銃で父・島津斉興と当主の座を賭けてロシアンルーレットをする。

米国のサミュエル・コルト(Colt社)が、シリンダーが回転しハンマーがコックできるリボルバーの特許を取得フランスではピンファイア・カートリッジが発明され特許を取得

銃の歴史年表 | HB-PLAZA

フィクションではあるが設定がなかなかおもしろい。

そしてこの賭けをおりた斉興にかわり斉彬が新たな当主となって薩摩に戻るという話だった。

侍の時代から。

幕末といってもそんなに昔の話ではない。せいぜいおじいさんのおじいさんぐらいの世代だ。おじいさん世代は第二次世界大戦を経験してさらにそのおじいさんは侍にヘコヘコ頭を下げて暮らしていたと思う。

その昔から思うのは身分であったり武器であったり富国強兵政策だったりまぁネットもスマホも無い時代なのだから当然だろうけど時代とは戦いの歴史。現代人にはちょっとピンとこないけど、また200年ぐらいすると当時はネットとスマホしか無かったんだなぁと思われているのだと思う。

そうやってドラマも昔の偉人が現代に生きていたらどんな人間になっていたのだろうかと考えながら観るのも自分だけの副音声のようで面白い。

まだ始まったばかりとはいえ幕末をテーマにしているので何となくこれからの民主化の流れも興味があるところ。わたしの知る西郷隆盛はチョンマゲ姿ではない。洋服を着ているしマゲなんてのも無い。青年期を観ている限り西郷が生きた50年でそんなに日本は変るのかと感慨深くなる。

50年。わたしが西郷隆盛の時代ならもうすぐ死ぬかもしれない。昔の人は寿命も短かったと思う。いまでは想像もつかないけど。

ネットワークがすごいと思った。

今みたいに飛行機や電車も車もないのに、ましてやネットやパソコンやスマホも無いのに地方の幕府と江戸では情報が行き交っている。船にエンジンが付いているわけでも無いのに中国やオランダ、イギリスなど他国との貿易だってある。

参勤交代だって飛脚だって人力だ。人々のバイタリティに驚きを隠せない。わたしは農民だろうから何も外の世界を知らないで生きていたろうと思う。日本に生まれたことも感謝してるがいまの時代で良かったと思う。

ドラマから感じるのはそうした当時の人々の息遣いだと思う。ストーリーは史実として知っていることの焼き直しなのだから。

歴史と人々と時代。

大河ドラマを観るのは福山雅治さんが主演した「龍馬伝」以来。現代社会の礎となった明治維新は日本史のなかでももっともエポックメイキングな出来事だ。

西郷や龍馬や大久保がいなかったらどんな時代だったんだろうと思うと完全にパラレルな世界が想像つかない。

またいまの時代に生きていたらどうだったんだろう。西郷のような人はずっといないわけだけど世界というより日本はこれからどうなっていくんだろうな。

このドラマにいろんな人の心を灯してくれることを願いつつ楽しみに最後まで観たいと思う。

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