こんにちは、こーんです。
BS1で世界一大きな波に乗るサーファーを追ったドキュメンタリー「ビッグウェーブサーファー」を観ました。
わたしも波乗りを昔やっていたのでサーフィンは大好きです。
最近はもっぱら釣りにしか海に行ってませんが...
サーフィンは2020年東京オリンピックでも採用されたので私が釣りに行っている千葉の海でオリンピックが開催されるようなので楽しみです。
日本だとあまり大きな波はたたないと思いますがいい波がたってほしいですね。
楽しみに待ちたいと思います。
サーファーにもそれぞれある
サーフィンを始めると必ず皆んな洗脳されるんです。
サーフィンという宗教に。
毎日天気図を見たりいい波が何時たつのか?ずーっと気になるようになります。
そして波がたてば海に出て無心に波に乗るんですね。
サーフィンて地球を相手にしたスポーツ。
地球の呼吸でもある波に自分の体ひとつで挑む類い稀なスポーツなんですね。
波のパワーを板に感じて波に乗れたときの感動は誰もが1発で虜になってしまう不思議なチカラを持っています。
サーフィンにも種類があってロングボードでゆったり乗るのが好きな人もいますし、ショートボードでアグレッシブに乗るのが好きな人もいます。
オーストラリアにワーホリで1年住んでいたことがあるのですが移住してきた日本人サーファーも多かったです。
働きながら趣味でサーフィンをするひと。
寝て起きてサーフィンしかしないひと。
いろんなタイプのサーファーがいて面白かったです。
そしてみな共通の話題は波のこと。
そして波に載っているときが一番幸せ。
とにかく海の上では無心になれるんですよ。
嫌なことも全て忘れて心が洗われるような気持ちになります。
アドレナリンが出るというかですね。
この魅力に取り憑かれると生き方まで変わってしまうひともいますからサーフィンの魅力は奥が深いんです。
どういう人生をどう生きるか
このドキュメンタリーはポルトガルのナザレが舞台。
世界一の波にのった伝説の男の話を聞きつけ二人のサーファーが移り住んでビッグウェーブに乗るまでを描いています。
寡黙な男ヒューゴは世界一といった記録や名声など気にもしておらずとにかくナザレの大波に惚れ込んだひとり。
そしてサーフィン中心の生活を送り、それ以外はサーフィンのトレーニングというぐらいのめり込んでいるのでした。
そんなヒューゴの価値観は、
人はやがて死んでしまう。死んだらモノを持っていくことなんかできない。
大波に乗った自分自身を生きた証として死んでも持ち続けていく。
そんなイメージでした。
かっこいいですね。
価値観は人それぞれなのでヒューゴのように大波に特別な思いはありませんが、自分が一生懸命取り組んだことと呼べるものがあるのは羨ましいことですね。
つまりメッセージとしてはモノには限りがある好きなことをやれということかと。
そしてもう一人のプロサーファーのアンドリュー・コットンは家族をイギリスに残して単身でナザレに住んで大波を待っています。
家族には年に数回しか会えない生活。
歳を取ったときに家族が居たから夢を追えなかったんだと言いたくないから単身でナザレに乗り込んだそう。
そして念願の大波にチャレンジしますが転倒して背骨にヒビを入れてしまいます。
最悪の事態は免れましたがしばらくはサーフィンができなくなってしまいます。
コットンはそれでも大波を諦めることはありません。
目の前に世界一の波がやってくるのに何でだれもやらないんだ?とでも言いたげ。
同じサーファーでも危険を犯してまで大きな波には乗りたくない人が殆どです。
その前にそんな勇気がないですからね。
大波って海でみると本当に大きいですから。
山や谷が迫ってくるような迫力があります。
ヒューゴとも少し違う価値観ですが自分がナザレのビッグウェーブに挑戦するというのはコットン自身の生き様なんですね。
サーフィンは自然相手のスポーツ。
自分の意思だけではどうにもなりません。
そんな意のままにコントロールできないものは仕事でも遊びでも同じでしょう。
仕事でも遊びでもそんな存在が自分には無いなぁ。
サーフィンでなくてもよいです。
そんな存在が自分にもあれば今を生きることができるのかなとちょっと羨ましくもあります。
サーファーのようなそんなまっすぐな生き方憧れますね。
自分は何をするために生まれてきたのでしょうか?
永遠のテーマではありますが何も無いのは虚しいと思いませんか。
無い人は無いなりに見つけてみてはどうでしょうか。
わたしも悶々とするのはいつも探しているからだと気づきました。
皆さんは見つかりましたか?
わたしはこれからも探し続けます。
生きた証を。