春の野菜といったら春キャベツや新ジャガを思い浮かべるかたも多いのではないだろうか。
近所のホームセンターでは新ジャガに向けた種芋が一足早く並びはじめていることからも春に向けて畑仕事を始めろと急かされているようにも感じられた。
2月でまだまだ都内でも雪がチラつくほど気温が低いが、やがて三寒四温の訪れとともに春らしさが出てくるはずだ。
春野菜は秋野菜と同じく暑さが苦手な野菜たちにとっても栽培できる季節なのでレタスやホウレンソウなどの葉菜を植えていくのも良いはずだ。
葉菜はとくに暑い季節になると葉が硬くなってしまったり花をつけてしまうため涼しい季節にこそ育てたい。
キャベツとレタスの苗作り
さっそくキャベツとレタスの苗作りに入ることにした。
昨年秋はよく育ってくれてはじめての市民農園栽培にしては上出来であったが、葉菜にありがちな虫食いに悩まされた。
今回はとくに春野菜といえば蝶々の舞う季節なだけにキャベツの新芽はアオムシたちの格好のターゲットである。
前回の教訓を生かして防虫ネットで万全の体制で臨むつもりだ。
間も無くすればホームセンターで苗を売り始めるので苗を購入する手もあるが種から育てた野菜を収穫する喜び何事にも変えがたいものがあるため種から育てようと決めている。
苗は少なめにつくる
苗作りは種の状態によって当たり外れがあるため多めに作っておいたほうが安全である。
しかし昨年の教訓として作りすぎて食べるのに困ってしまうという事態はなんとしても避けたい。
作った野菜が余るのほど不憫なことはない。
また同時に多くの量を作るから生産過多を起こしてしまうわけで植える時期を数週間遅らせるなど収穫時期を見込んだ植え方をしたいと考えていたところだ。
そんなに広い畑ではないがひと家族では食べれないほどの量の野菜を採ることができる。
栽培量を軽く考えてはいけない。
まずは種づくり
昨年の教訓を生かして少なめに作ることにする。
今年はまずキャベツ4つ、レタス4つから作ることにした。
決まったら発芽を促すために種を一昼夜かけて水に浸しておくと良い。
十分な水分を吸収すると種が膨らんで発芽しやすくなるので失敗が減るのでおすすめ。
お皿に濡れたティッシュペーパーにはさむようにしてもよい。
用意ができたら育苗ポットを用意して種を植え付ける。
土は育苗用の土がおすすめ。
水分を多く含んでくれるのと普通の土より軽く出来ているので弱々しい初期の芽が育ちやすいので発芽成功率が上がる。
種を植え付けたら水をたっぷりとあげて終了。
キャベツ、レタスそれぞれ4セットずつなので簡単にできた。
レタス類は好光性種子のため発芽には光を当ててあげる必要があるので植物用のLEDランプの下に置くことにした。
まだ外は寒いので水分を多く含んでいると凍る可能性もあるため気温が上がるまでは屋内でしばらく育てることにします。
発芽が待ち遠しい
育苗ポットに種を3つずつ植えたのでしばらく発芽の様子をみてから元気な苗を残すようにする。
畑のほうも畝を作り土も作りも出来ているのでいつでも植える準備はできている。
早く発芽がしないかと待ち遠しい。
今年1番の春の収穫はおいしいレタスとキャベツができる予定。
果たしてうまくいくかな?