こんにちは、こーんです。
今回は娘の剣道部の動画撮影のお話です。
中2の長女が所属している剣道部では1学期をもって3年生が引退したため、娘たち2年生がトップチームでのレギュラー出場の試合が行われることになりました。
実質2年半しか活動期間が無い中学校の部活だと、2年生の夏休みから3年生の1学期までの1年間だけが主役となれる活動期間です。
親としてもこの1年間の試合を観てあげたいと思っていますが、そう考えると年間でいくつも試合があるわけではありませんから、貴重な試合の数々を動画で撮って残してあげることにしました。
せっかく撮るなら全部撮りたい
剣道部の遠征試合は親同士がスケジュールを分担しあってクルマで試合会場までの送り迎えをします。大きな大会で遠距離の場合はマイクロバスを借りることもありますが、ほとんどがマイカーでの送迎がメインとなります。
そのため部員を3〜4人ほどを1台に乗せていきます。剣道部は防具や竹刀などの道具が多いことも送迎が必要な理由でもあり、なかなか公共の交通機関を使っての移動が難しいのです。
土日行われる試合全てに参加できる親のかたはなかなか居ません。お仕事や兄弟の習い事やイベントなどがありますから全ての試合を観てあげることはできません。
1年間しかハレの舞台がないのに残念な話です。
なので土日祝日休みのサラリーマンのわたしが、これから1年間の娘たちの試合を全て撮ってあげることにしました。撮るからには女子も男子も関係なく個人戦もすべて撮ってやろうという作戦です。
親も部長や庶務、会計などの役員人事があるのですがほとんどはお母さんたちが担当します。うちは妻が会計係ですが、わたしは何も役職がありませんので、自ら勝手にビデオ係を買って出たというわけです。
ビデオカメラが1台しかない……どうする?
わが家にはパナソニックのHC-V360MS-Wというコストパフォーマンスに優れた良いカメラがあるのですが、なにぶん1台しかありません。
男子と女子が同時に試合が行われると片方が撮れなくなってしまいます。これまでの傾向からも同時に行われることが多々あり片方しか応援できなかったり、錬成会(試合形式の稽古)だとリーグ戦で試合数も多くなるので、連続して試合があったり、コートを右往左往したりてんやわんやの大騒ぎです。
そこでビデオカメラをもう1台増やすことも考えたのですが、よく考えるとiPhoneを使って撮ればいいということに気がつきました。
わたしのiPhone X
妻のiPhone Xs
いずれも12MP(1,200万画素)の広角、2倍望遠のデュアルカメラがついてますから、一眼レフ並みのスペックです。カメラを買い足すよりこれを使わない手はないです。
これでビデオカメラが計3台あるということになり、娘のiPad Proまで入れれば4試合が同時に行われても撮ることができます。
スマホがあれば既にカーナビもビデオカメラも買う時代ではないのかもしれません。
せっかくなのでアップグレードしてみた
わが家にはポットキャスティング収録用に買ったTASCAMのDR-07Xがあるんですよね。このDR-07Xの特徴といったらサウンドカード機能があること。PCやMacはもちろんのことなiOSにも対応してます。ということはiPhoneに取付けることでビデオカメラ用の高性能マイクになるということです。これは使わない手はないでしょう。
ということで材料を買ってきました。この3品です。
- スマホスタンド(ホットシューマウント付き)
- ホットシュー
- iPhone用カメラケーブル
売り上げランキング: 15,671
売り上げランキング: 39,239
売り上げランキング: 1,382
これらがあればiPhoneをカメラ用の三脚に、マイクとしてDR-07Xを一緒に取付けることができます。
ホットシューマウントとはカメラのフラッシュなどを取付ける台座のことです。今回はフラッシュではなくここに高性能マイクであるDR-07Xを取り付けます。
ホットシューマウントに取付けたのは機材取付けに使うホットシューのネジです。これにDR-07Xを取り付けます。
DR-07Xはもともとマイクスタンドなどの留め金が取り付けられるように穴が取り付けは簡単です。
取り付けてみました。どうですか?これで完璧なビデオカメラの出来上がり。
スマホでも三脚に固定して使えばビデオカメラ並みに超キレイに撮れます。
ビデオカメラと違って望遠が2倍までしかないのでデジタルズームだと画質に限界がありますが体育館で行われる競技なら記録を残すという意味だと十分だと思います。
動画はGoogleフォトから共有でOK
撮影した動画の共有方法ですが、Googleフォトが最適です。Googleフォトなら容量を気にせず使えますし、アルバムを大会ごとに作成して動画をまとめて共有するだけです。
おそらくほとんどの部活動の保護者会ではLINEグループを作っているでしょうから、Googleフォトでアルバムを作成したら右上メニューから「共有」メニューを呼び出そう。
共有を開いたらLINEを探して部活のグループにリンクを共有するだけ。
Googleフォトが勝手に共有用のURLを発行してくれるので他にやることは無い。
Googleフォトの良いところは容量を圧縮して無制限に保管できることと、ほとんどの保護者がスマホで観ることが多いので身近で便利。
スマホで観てもらうなら解像度は1280x720(720p)にフレームレートが30fpsで撮れば編集も観るのにもちょうどよいだろう。
純正のカメラアプリでも良いがStagecamera HDなどのカメラアプリを使うと便利なのでおすすめです。
apps.apple.com子どもが成長してくると小さい頃と違って撮影する機会が減ったのではないでしょうか?わが家でも入学式か運動会、卒業式しかビデオカメラの出番がほとんどありませんでしたが、これから多くの絵が撮れそうで楽しみです。