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オトン、ひとりカレーのレシピ本に出会えて超うれしいぞ!

日本人の国民食といえばやはりカレーだろう。

わたしも「好きな食べもの3K」と自分で呼んでいるが、「カレー」、「カラアゲ」、「とんカツ」が大好物。

最後の晩餐は間違いなくカツカレーカラアゲ付き。

小学生のキャンプの夕食といえば昔も今も変わらずカレーが定番なのは変わっていないようだ。「カレーが嫌い」という人物に出くわしたことがないというほど、これほどに愛されている食べものがあるだろうか。

白いご飯とカレーがあれば日本人は生きてゆける。そんな国民のソウルフード。

www.tokidokioton.com

当ブログでもたびたびカレーの話題に触れているが、カレーだけは他の食べ物にはない特別なポジションにおいて見ている。よってカレー対する懸念や不満もあったりもする。

そんなカレーに対して長年抱いていたモヤモヤした思いがあった。

それは、

もっと手軽に作れないのか?

である。

わたしのいう手軽とは10分で作れるもの。例えばパスタでいえばペペロンチーノといったようなシンプルかつ早く作れて美味しく食べれるもの。

もちろん一昼夜かけて煮込んだカレーは美味いし、カレーは2日目が美味いという定説も否定はしない。

カレールーを使っていろんな隠し味をいれた海軍カレーのようなカレーも好きだが、個人的にはシャバシャバしたインドカレーが好みだ

youtu.be

インドのカレー屋台などで取材された調理風景の動画はとくにお気に入りで真似して作ったことはないけど、カレーはファーストフード、時間をかけて作るものだけではないことを教えてくれる。

むしろ日本のカレーが独自の進化をしたというだけだと思うのだが、そういう意味では手早く作れるカレーはカレーの原点、元祖カレーという気もしてくる。

だんだんそう思えてこないかな?

さらにモヤモヤを解決してくれるレシピ本との出会い

カレーの良いところとして大人数での食事を作るのにカレーはうってつけのメニューでもある。

逆にひとり分のカレーを作るということはあまりしないのではないだろうか。

ついついレトルトカレーやコンビニのカレーに頼りがちになってしまいあきらめる「ひとりカレーを手早く作れる方法」というのが、わたしの抱いていたモヤモヤの正体だ。

欲求とは不意にあらわれて急に満たしたくなるもの。思いついたら行動派のわたしはすぐに情報を探した。

そして、この本に出会う。

とても分かりやすい。その名のとおり、ひとり分のカレーを作ることにスポットを当てたレシピ本だ。

タイトルを目にした瞬間にわたしの悩みは解決したと言ってもいい。気がついたらポチッていたのはいうまでもない。

ひとりぶんのスパイスカレー
印度カリー子
山と渓谷社 (2019-05-24)
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カレーの3大要素でレシピ解説

本書はレシピ本になので余計なことは書かれていない。カレーのうんちくなども特に目立った記事はないが、カレーを手早く作るために3つの要素を提言している。

それが、

  • グレービー
  • 具材
  • ベース

の3つ。

とくにページを割いているのは「グレービー」の作り方。本書におけるグレービーとはカレーソースの素にあたる部分。これを3種類のスパイスとタマネギやトマトなどを使い炒めて作っていく。

「グレービー」がうまく作れれば味は保証され、「グレービー」の作り置きがあれば10分でカレーができてしまう魔法のソースだ。

なるほど。そこが基本であとは具材でアレンジすればいろんなカレーになるというわけ。

「ベース」というのはグレービーを溶かす素のことだがノーマルだと水ということになる。ココナッツミルクやヨーグルトやバター、またはサバ缶の煮汁といったいろんなベースで味をアレンジできる。

3分で理解できる

もう分かったと思うけどグレービーを作り置きしておいて小出しにベースに混ぜてカレーのベースを決めるこれだけのこと。

何と合わせて作れば美味しいのかあとは食べたい具材と混ぜれば良いだけだ。

具材は冷蔵庫にあるものでいい。

ナスがあればナスカレー。卵しかなければゆで卵をトッピングにしてゆで卵カレー。鶏肉があればチキンカレーができる。

具材を炒めてグレービーを混ぜ合わせてベースで割って軽く煮込む。

10分程度で作れるカレーをわたしは手に入れた。

グレービー作りを楽しんでアレンジは無限大

タマネギを飴色になるまで炒めて作るグレービー作りは、決して10分でできるという簡単な作業ではないが、本書によると意外にも強火で手早く焦がして炒めるべしと書いてあった。

コゲがカレーにコクをうむという。まあインドの屋台カレーを見ててもとにかく強火で手早くである。

焦げないように必要以上に慎重になることはないようだ。

そんなグレービー作りは今後のカレー作りになくてはならものだし、魔法のソースだと思えば仕込みも楽しみではないか。

10分でカレーが作れるなら毎日ランチにカレーを詰めて持っていくのもいいかもしれない。

またアレンジは冷蔵庫の中身とアドリブで作る。ふとオクラやカボチャが入れたいとかズッキーニやパプリカで作りたいとか色んなアイディアとアレンジを思いつくと思う。

そう考えると作る前からワクワクしてこないか?

行動派のわたしはさっそく会社帰りにスパイス専門店に行く予定。

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