こんにちは、こーんです。
ゴールデンウィークいかがおすごしですか?
わたしは以前計画していた国道16号をバイクで一周する旅に行ってきましたよ〜。
出発は5時に決行
全行程320km。
Googleマップで調べると10時間ほどかかります。
休憩を考えると12時間はかかるでしょうねぇ。
ということで朝5時に出ても戻るのは夜になりそうなので早起きして出ることにしました。
twitter.com出発はここ国道16号小室駅近くからスタート。全行程320kmぐらい。帰ってきたらクタクタだな。 pic.twitter.com/G3JJouvFjV
— こーん (@coizne) 2018年5月2日
家から国道16号がある北総線小室駅付近まで7kmほど離れているので到着したのは5時45分でした。
ツイートが遅れましたが5時45分にスタート地点出発です。
最初の目的地
出発して最初の目的地は国道16号の房総半島側の終端である「富津」を目指しました。
今回のわたしの旅のお供は愛車のスーパーカブ110プロ。
新聞配達や郵便配達などで使われている業務用カブです。
時速50〜60kmぐらいで走るのがとても安定しているので国道の旅なら充分ですね。
特にカブはギヤ車でありながらクラッチを切る必要もないので発車停車を繰り返すツーリングにはもってこいです。
燃費はなんとリッター60km。
地球上最強の乗り物ですから。
あいにくこの日は曇り。
夕方から雨の予報。
なんとか降らないうちに帰ってこれると良いのですが朝は肌寒く寒さをこらえながらの走行が続きます。
東京湾を渡る
次の目的地である金谷港を目指します。
金谷港からは久里浜まで東京湾フェリーで東京湾を横断します。
この日はゴールデンウィークの中日で平日ということもありこの時間帯だと通学中の学生が沢山いました。
休日とはまた違った景色が楽しめるのも平日ならではですね。
一服して金谷から東京湾渡るぞ。 pic.twitter.com/to7cnOn9rf
— こーん (@coizne) 2018年5月1日
途中一回目の休憩を軽くとりました。
お腹が一杯になると苦しいので軽めのウィダーinゼリーとオロナミンCで。
フェリーが一時間に1本なので微妙な時間を逃すと1時間足止めを食らってしまいますので休憩時間も効率よく短時間で済ませて先を急ぎます。
港到着。船出の用意。 pic.twitter.com/3xegAGp9Ao
— こーん (@coizne) 2018年5月1日
無事に金谷港に到着。
ちょうど30分前に着いたので切符を買ってすこしゆっくり休憩できそうです。
次の出港は9時20分。
乗船料は110ccの原付きだと1,590円でした。
安いですね。
久里浜までの所要時間は40分ほど。
すでに対岸の三浦半島は目の前に見えてますのでそんなに遠い距離ではありません。
フェリーに載ってホットコーヒーを飲みながらのんびりシートに座っているとあっという間に寝てしまいました。
40分なのであっという間に着いてしまいました。
もう少し大海原を満喫したかったですが浦賀水道は短いですからね。
東京湾の入り口の狭さには驚きます。
久里浜港到着〜。良く寝た(*'ω'*) pic.twitter.com/seb4SnGewo
— こーん (@coizne) 2018年5月2日
無事に久里浜に到着です。
千葉県の金谷港を出て神奈川県の久里浜に着くという瞬間移動のような気分ですね。
わたしがいつも利用している北総線は京急久里浜行きも出てるのでうちの前から電車に乗ればここまで1本来れるんですね。
凄く遠いところまで連絡で走ってるんだなとなんとなく分かってはいたのですが驚きです。
国道16号の起点へ
国道16号の起点に向かいます。
久里浜をでるとすぐに浦賀でした。
あのペリー来航で有名な浦賀です。
西郷どんで注目を浴びている黒船の浦賀ですが、なんとなくああこの景色なんだなと分かる気がする景観が今も残っているんですね。
バイクで走っていて思いましたが湾になっていますがとても小さくとても狭い土地なんだとびっくりしました。
もうすこし拓けた土地のイメージがあったのですが昔ながらの港町というイメージですね。
昔は東京湾は干潟でしたから船も着けづらい地形だったと思うので東京湾の入り口である浦賀が適していたのだと思います。
こうやってバイクで走ってみるとよく分かる気がします。
しばらく走って国道16号の起点である走水に着きました。
ここも起点となる目印は特になく富津と同じくなんでもない通りです。
バイクを停めてすこしウロウロしてみたのですが全く目印的なものは見当たりませんでした。
仕方ないので国道16号をしめす標識をパチリ。
ようやく国道16号に戻ってきました。
あとはいよいよ旅の後半。
横須賀から横浜市内そして町田からあきる野市を目指していきます。
途中保土ヶ谷で燃料が切れそうだったので給油しました。
ガソリンが高いとはいえカブで満タンの3リットルいれても450円ですよ。
安いでしょ?
これで180kmは走りますからね。
今回のツーリングは300kmほどですから1回給油で問題なしです。
ロングツーリングこそカブがいいと思いませんか?
あきる野市を目指して
保土ヶ谷から相模までかなり渋滞に巻き込まれましたがなんとかあきる野市に到着。
このとき既に14時。
出発してからもう9時間が過ぎました。
お腹もペコペコです。
お昼をガマンしてここまで走ってきたのには理由があって、幼馴染で高校の先輩の経営する「ラーメン玉龍」のラーメンを食べにきたのです。
さすが都内有名店で修行して独立して出店こともあってお客さんが多いようでお昼のスープが完売してました。
諦めて先に進もうかと思ってがっかりしていたところ中から店員さんが
「1名分ならなんとかあります!」
ということで無事に入店して食べることができました。
先輩の店でラーメンご馳走になりました。美味しかったです! #ラーメン玉龍 pic.twitter.com/C6E0YBWokk
— こーん (@coizne) 2018年5月2日
店主でもある先輩にも10年ぶりぐらいかな。
うちの娘がまだ幼稚園に入る前以来なのでかなりしばらくぶりでしたが、10年を感じさせないほど話が弾んで楽しい時間が過ごせました。
ラーメンもとてもおいしかったです。
食レポしているくせにラーメンは詳しくないのですが、目黒の「かづ屋」さんで修業していたそうです。
動物系と魚介系スープのミックスで時間が経つと酸化してしまうのでスープの作り置きができないため日中と夜と2回スープを用意するとか。
大変なんですねラーメンのスープって。
気が付けばあっという間に1時間ほどが経ってゆっくりもしても居られなくなりました。
また家族で食べに来ますと約束して後ろ髪をひかれながら先を急ぎます。
福生 ベースサイドストリートへ
ラーメン玉龍さんから横田基地の目の前にあるベースサイドストリートまでは2キロ弱でした。
あっという間に到着です。
どこだろう?どこだろう?とキョロキョロしながら走っていたのですがしばらくして気が付きました。
ベースサイドストリートという場所でもテーマパークでもなくこの横田基地に面した国道16号沿いの路面店がベースサイドストリートなんですね。
なるほど。
沖縄だと那覇から北谷とか嘉手納基地の方へ走っていく途中の雰囲気ですかね。
ああ、なるほどといった感じ。
アメリカンな佇まいのお店が並んでいて異国情緒があります。
路肩が少し広めで車も着けやすい雰囲気。
ハーレーなんか停めたりするとかっこいいんでしょうけどここは日本ですからスーパーカブでもいいでしょう。
横田基地の前を通ります。
昔から村上龍作品が好きだったので「限りなく透明に近いブルー」の舞台でもある福生や横田基地は訪れたいと思っていたのですがやっと聖地巡礼にくることができて嬉しかったです。
既に食事を済ませてきたので何か食べるとか遊ぶとか何もできませんでしたが、通りの雰囲気を楽しみながらゆっくり流して家路へと向かいました。
福生を過ぎて川越から岩槻、春日部、柏を目指していよいよラストスパート。
この頃から雨が降ってきました。
さすがに国道16号、夕方の渋滞がすごかったですがそこはカブですからすり抜けも抜群。
Googleマップが近道を示すものの16号にこだわってなんとか走り抜けました。
そして無事ゴール
到着。疲れました。 pic.twitter.com/UwDUfcWVxZ
— こーん (@coizne) 2018年5月2日
そしてフィナーレのゴールの小室へ19時00分に到着。
家を朝の5時に出ましたので14時間ですか。
300kmを走り抜きました。
雨の中で最後は濡れながらの走行でしたが危なげなく走れました。
スーパーカブのいいところはゆっくりノロノロ走ってもカブだから仕方なしだし、実はスピードも90kmまで出るし積載能力もあるし万能タイプのバイクなんです。
カブでのはじめての300km超えの長距離ツーリングでしたがお尻が痛くなることもなく体力的にも思ったより元気に走れました。
そして国道16号一周を走破できた達成感を得ることができて自分なりには有意義なゴールデンウィークの1日になりました。
次はクルマで家族といっしょに回ってみても良いかなと思ってます。
バイクでツーリング考えているかたどうでしょう。
首都圏住みの方ならいちどは走ってみては?
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